内容説明
たゆまぬ好奇心を駆って、生命の根源に遡る科学者たち。英国の波高き海岸に古代の生物の跡を求めて歩いた少女。日本近代の夜明けに、遠く彼方をにらんで生きた男たち。永遠の探求者たちの系譜を旅する極上のサイエンス・エッセイ。
目次
密室(胎動の研究者たち;超音波の黎明期 ほか)
化石の少女(化石の少女;「化石の少女」ふたたび)
とぶらい(木陰のたなご;境内の海棠 ほか)
幕末の輪舞曲(遊女の贋手紙『福翁自伝』;種痘所設立『陽だまりの樹』 ほか)
著者等紹介
増崎英明[マスザキヒデアキ]
現職:長崎大学医学部産婦人科学教室教授、日本産科婦人科学会専門医、日本超音波医学会超音波専門医・指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医・指導医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本周産期・新生児医学会暫定指導医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。1952年佐賀県伊万里市にて出生。1977年長崎大学医学部産婦人科入局。2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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