「死んでも生き続ける。」―筋ジストロフィーの子ども達に学んで

「死んでも生き続ける。」―筋ジストロフィーの子ども達に学んで

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  • サイズ A5判/ページ数 131p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784901483483
  • NDC分類 378.3
  • Cコード C0095

内容説明

あの子ども達と出会った時から問い続けている。人は、死んだらそこで「無」になるのだろうか。―養護学校分校に教師として赴任した著者は、そこで、日々死を予感しながら生きる筋ジストロフィーの子ども達と出会い、「死」を語ることを忌避する病院側の要請に戸惑いながら、それでも学ぶ意味、生きる意味を子ども、親、教師達と共に考える。それから30年近くが過ぎた今、もう一度自らに問いかけ、読者に問いかける。「死」そして「生きる」意味について共に考える10章。

目次

1章 自分の死について考えていますか。
2章 宗教をどのように受け止めていますか。
3章 死を知るために、生について考えてみませんか。
4章 自分の生き方について、もっと考えてみませんか。
5章 本当の幸福はどこにありますか。
6章 人の心に生き続けるということ。
7章 命のバトンを渡してください。
8章 死を予期して生きることができますか。
9章 「死が間近に迫った人や高齢者に何ができますか。」
10章 最後の時をどう支えますか。

著者等紹介

緒方昭一[オガタショウイチ]
1929年福岡県久留米市通町に生まれる。1945年福岡県立中学明善校卒業。1948年旧制福岡高等学校卒業。1950年旧制九州大学工学部土木工学科を中退し、中学校数学科教師となる。浮羽郡筑陽中学校、久留米市立城南中学校、同諏訪中学校。1963年福岡県立三潴高等学校へ転勤。同八女高等学校。1979年福岡県立筑後養護学校赤坂分校へ転勤。1987年久留米市議会議員を三期勤める。現在、久留米地区を中心にボランティア活動をする(お話、本読み、紙芝居など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Osamu

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人間は死んでも無に帰すことはなく、人々の心の中に生き続ける。そう考えるだけでもいずれ誰しもが迎える死に対する恐怖が和らぐのではないか、今を懸命に生きることに繋がるのではないか。著者とはかつて同じ職場で働かせていただいた。普段は温厚だが、ひとたび牙を向けば舌鋒鋭い論客でもあった。2020/06/27

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