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内容説明
あの子ども達と出会った時から問い続けている。人は、死んだらそこで「無」になるのだろうか。―養護学校分校に教師として赴任した著者は、そこで、日々死を予感しながら生きる筋ジストロフィーの子ども達と出会い、「死」を語ることを忌避する病院側の要請に戸惑いながら、それでも学ぶ意味、生きる意味を子ども、親、教師達と共に考える。それから30年近くが過ぎた今、もう一度自らに問いかけ、読者に問いかける。「死」そして「生きる」意味について共に考える10章。
目次
1章 自分の死について考えていますか。
2章 宗教をどのように受け止めていますか。
3章 死を知るために、生について考えてみませんか。
4章 自分の生き方について、もっと考えてみませんか。
5章 本当の幸福はどこにありますか。
6章 人の心に生き続けるということ。
7章 命のバトンを渡してください。
8章 死を予期して生きることができますか。
9章 「死が間近に迫った人や高齢者に何ができますか。」
10章 最後の時をどう支えますか。
著者等紹介
緒方昭一[オガタショウイチ]
1929年福岡県久留米市通町に生まれる。1945年福岡県立中学明善校卒業。1948年旧制福岡高等学校卒業。1950年旧制九州大学工学部土木工学科を中退し、中学校数学科教師となる。浮羽郡筑陽中学校、久留米市立城南中学校、同諏訪中学校。1963年福岡県立三潴高等学校へ転勤。同八女高等学校。1979年福岡県立筑後養護学校赤坂分校へ転勤。1987年久留米市議会議員を三期勤める。現在、久留米地区を中心にボランティア活動をする(お話、本読み、紙芝居など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。