ネコ型のすきま―私の「死生学ノート」より

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  • サイズ 46判/ページ数 186p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901483018
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0095

内容説明

「もう、二度とネコは飼わない」。かたく決心したけれど、愛猫が逝ったあとの心のすきまにはまったのは、糸くずみたいな子ネコだった―。日常の生と喪失を描く表題作ほか、若者のいのちと老人の性、看取りの文化など、日本人の死生観から金子みすヾのエコロジカルな世界まで、温かな視線で軽やかに描く、少し疲れた大人に贈るビタミンエッセー。

目次

桜葬
花のような死生観
若者・いのち
老いのおかしみ
別れの作法
ホスピスを訪ねて
新・看取りの文化
大切な人を失ったあとで
患者の気持ち
病苦と希望

著者等紹介

波多江伸子[ハタエノブコ]
1948年、福岡市生まれ。西南学院大学卒業後、九州大学大学院博士課程修了。倫理学専攻。主に死生学をライフワークに、グリーフケア、バイオエシックス、在宅ホスピスなどに取り組む。現在、福岡市に夫と息子、イヌのメグとネコのメロンとともに住む
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