出版社内容情報
『探偵ファイル』BOSSが陥った、「最悪の事態」とは? 駆け出し時代の逸話からあの大事件まで現場実録の探偵術。ガルエージェンシーオーナー。
はじめに 業界初 探偵失格の本
プロローグ 探偵事件ファイル
女子高生救出更生事件
傭兵志願
史上最悪の張り込み
嫌がらせ
□なぜ探偵になったのか
第1章 駆け出し探偵、走る
新米探偵の退職理由 /ダブル不倫で調査デビュー!
カメラが捕らえた衝撃映像
パトカーで尾行 /ベンツを追って全力疾走!
連絡手段を断たれた探偵の秘策は?
ストーカー退治 /同窓会で出会った男。
別れ工作に素人を使ったら……
探偵崩壊 /BOSS、若かりし日の失敗。
女探偵の「致命的な弱点」とは?
□肉欲妻
第2章 探偵調査の基本のキ
企業潜入 /美人社長秘書と
最悪のチョメチョメ
行方調査 /依頼者が悪党の場合。
消えた新入社員を探せ!
詐欺まがい /探偵が見た小さな恋。
わけ有り女と生真面偵
もし戦わば
□バレてしまった九坪
第7章 光る探偵の目
探偵占い
□世にも九坪な物語
第8章 今日も探偵だったか
探偵社運営法
食えない探偵
SPY-RALにて
探偵養成学校のホンネ
探偵ファイル
探偵だから
あとがき ホンモノの調査に「起承転結」はない
はじめに
業界初 探偵失格の本
たぶん、こんな探偵の本はいまだかつてなかったと思う。
探偵を名乗る人が書いたどんな本を見ても、「私はこうやって名を成した」とか、「こんな修業をして一流の探偵になった」とか、どこを読んでも自分贔屓の本ばっかりだ。
彼らの話は本当なのか? 答えは否だ。
探偵稼業は失敗の上に成り立っている。野球の打率と同じく、3割打てればかなりの腕前なのだ。こんなことを平然と言うから、私には敵が多い(笑)。
行方調査(人探し)が一番いい例だろう。世にある探偵社のほとんどがウソつきだ。「行方不明の人を絶対に見つけます!」なんて、「俺は全打席ホームランを打つ!」と言っているのと同じである。まぁ、絶対に見つけてやるという意気込みは大事だけれども、スタッフが10人以下の小さい探偵事務所が99パーセントを占めるこの業界で、いったいどれだけの発見率を誇れるのか。ウソをつくのもたいがいにせい! と言いたい。間違っても相談窓口で大ぼらを吹く探偵は信用しないほうがいい。
尾行にしたってそうだ。私がオーナーをしているガルエージェンシーには日本全国180カ所に1000人の探偵がいる
内容説明
あの12億アクセスの超モンスターサイト、『探偵ファイル』BOSSが陥った危機一髪の打開策。全国180拠点の調査網、フル稼動の極秘ミッション。推理・張り込み・ストーカー、ねじ伏せ暴く絶品エピソード。
目次
第1章 駆け出し探偵、走る
第2章 探偵調査の基本のキ
第3章 実録!浮気現場の男と女
第4章 詐欺と策略
第5章 探偵マニュアル実践編
第6章 探偵VS探偵
第7章 光る探偵の目
第8章 今日も探偵だったか
著者等紹介
渡邉文男[ワタナベフミオ]
総合探偵社ガルエージェンシー・オーナー。年令不詳、福岡県生まれ。23歳の時、警視庁刑事の「T氏」のもとで修業後、潜入専門探偵として事務所開設。裏(潜入・工作)と、表(興信・探偵)の活動を行うが、28歳で裏稼業から足を洗う。33歳でガルエージェンシー株式会社を起業し、全国に180支社を有する総合探偵社に育て上げる。その後代表職を譲り、現在はオーナーとなっている。あらゆる事件を自前の調査本部で解決するニュースサイト『探偵ファイル』を開設。4年で10億アクセスの超モンスターサイトに成長させ、記者名『BOSS』として現在も精力的に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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