内容説明
歌舞伎・新派から舞踊、落語、講談、浪曲、映画、義太夫から大道芸まで、どんな芸人がどこに住み、どんな小屋がどこにあり、どんな芸能がどこで生まれたのか、観せて聴かせる江戸・明治芸能地図が、あなたを夢の世界に誘い、通にしてくれる。
目次
『江戸が東京となって』―芸能の流れ(能狂言の復興;歌舞伎と劇場 ほか)
広沢虎造も作家だった―落語・講談・浪曲の台本作成の工夫のあとをたどって(「清水次郎長伝」の成り立ち;落語は咄す、講談は読む、浪曲は語る ほか)
「東京れこをど」に残る東京の芸能(「東京レコード」の誕生;豊富な寄席芸 ほか)
再現・浅草六区の賑わい(浅草六区の成り立ち;「十二階」の人気 ほか)