内容説明
「NPOとは何なのか?」を入門者向けにやさしく解説。これからの時代に向けた、ネットを使った最新の活動方法を紹介。NPOに関する最新のお役立ち情報を多数収録。「資金をどこから調達するか?」など、さまざまな疑問をズバリ解決。巻末の座談会では、気になるNPOの実情が明らかに。
目次
第1章 NPOについて、知っておくべきこと
第2章 NPOの現在
第3章 NPOに参加する
第4章 NPOをつくる
第5章 NPOを「経営」する
第6章 NPOの未来―NPOと企業・行政の「協働」とは?
第7章 座談会―他では聞けないNPOの実績
著者等紹介
福島達也[フクシマタツヤ]
NPO法人設立運営センター代表。特定非営利活動法人国際ボランティア事業団理事長。非営利法人総合研究所主席研究員。東京生まれ。東京都立大学大学院都市科学研究科修了。サラリーマン生活を経て1993年に行政書士事務所を開設。1998年、NPO法の成立と同時に「NPO法人設立運営センター」を設立。現在では、数少ない「公益非営利セクターの専門家」として、日本全国でNPO・公益法人等の設立や運営に関する「指導・研修・講演」にあたっている。これまでに設立に携わったNPO法人・中間法人・公益法人の総数は1000団体を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sidus
1
非常に分かりやすくまとめられていて、著者の誠実さが伝わってくる。まさに入門の名を冠するに相応しい。ただ、巻末のNPO従事者の座談会の章は、何かひっかかる傲慢さを感じた。常に熱意に付随する排他性だけではない何かが醸成されている。こうして著者とは関係ない章が、読後感をひっかかるものにしているのは残念だ。2009/04/11
syatsuzuka
0
学生を抱える大学、シニア、CSRを進める企業、自治体が役割分担をして、個人に過剰な負担や無理、我慢を強いることなく、地域コミュニティとして活動を進めることが求められているような気がする。 フラット化する世界では、これからはシンセサイザーが求められている、と書かれているが、NPO界においても同様に、異なった価値観の人々を巻き込めるように、広い視点にたって、工夫することが求められているような気がする。2011/04/30