内容説明
「春闘」方式を提唱し、「神武以来のストライキ」、「ヨーロッパ並みの賃金を」、「青年よハッスルせよ」と絶叫しながら、日本の賃金を国際的水準にまで高めた世紀の指導者の面影を、その「光り」と「影」を余すところなく語りつくす。
目次
美作というところ
萩尾薬局の次男坊
岡山第六高等学校
学窓から社会へ
宇部興産株式会社
労組結成へ
総同盟山口県連
組合長から企画課長へ
硫労連の結成と化学労働戦線
レッド・パージ〔ほか〕
著者等紹介
水野秋[ミズノアキ]
1931年1月、岡山県笠岡市生まれ。47年、私立金光中学校を中退して農民運動に参加。49年上京、53年、労働記者となり、67年1月、『新労働通信』を創刊。著書「岡山県社会運動史」(全十七巻)で82年に「第一回労働ペンクラブ賞」受賞
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