内容説明
現在の日本は「温かさ」を忘れてしまったのではないでしょうか。長引く経済不況がそれにさらに輪を掛けているようです。経済的に厳しいときには、他人のことなど構っていられない、という風潮が見られることは仕方がないことかもしれません。しかし、日本人の美徳とは、困ったときはお互い様であって、互いに助け合うことだったのではないでしょうか。
目次
第1部 政策提言 「温かい日本」の構想(世界・アジアの中での日本の位置づけ;「本物の改革」へ;日本国民の精神性の再興;「温かい日本」の構想)
第2部 対談 日本の戦後政治を総括する(森田実・松岡満寿男)(出会い;地方分権をめざして;父・松岡三雄のこと;細川政権の誕生と終焉;日米関係はどうあるべきか ほか)
第3部 資料編 松岡満寿男国会質疑
著者等紹介
松岡満寿男[マツオカマスオ]
1934年生まれ。57年早稲田大学政経学部卒業後、八幡製鉄株式会社(現新日本製鉄株式会社)に入社。71年山口県光市長選挙に出馬、爾後3期当選。83年から国政に転じ、参議院議員、衆議院議員を務める。衆議院時代には労働委員長、日本新党代表幹事に就任、解党までの経緯をつぶさに見た。98年参議院議員として再出発。議院運営委員会理事、国民生活・経済に関する調査会理事、総務委員会理事、予算委員会委員などを歴任し、無所属の立場から国会改革を訴えてきた。2003年12月民主党に入党。心も気性もホットな政治家である。また、山口県ヨット連盟会長、茶道裏千家淡交会周防支部長、光大和森林組合組合長などを兼任している
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