内容説明
これまで実施された3つの泉州地域における阪南労働行政協議会(堺市を除く泉州地域8市4町の自治体労働行政の担当者による地域における労働行政の確立と発展を目指す目的をもって1997年設立)による調査研究の知見を踏まえ、同地域の産業と雇用の現状、雇用や就労に関する政策、さらに雇用や就労に関する事業組織や事業主体のあり方について分析・考察を深め、仕事づくりと地域再生の新たなあり方を探る。
目次
第1章 地域における産業構造転換の実態と影響―1990年代の泉州地域の変化(地域産業の特徴と変化;地域産業の新局面 ほか)
第2章 地域労働市場の構造変化と雇用・失業問題の深化―泉州地域を事例として(地域労働市場の構造変化;地域別の地域労働市場の変化 ほか)
第3章 コミュニティビジネス論の展開と政策動向(コミュニティビジネス論の展開;コミュニティビジネスをめぐる政策動向 ほか)
第4章 コミュニティビジネス―地域に根ざした仕事づくりと社会への参加(コミュニティビジネスの姿を探る―事業所としてのコミュニティビジネス;コミュニティビジネスと社会的排除 ほか)
著者等紹介
中山徹[ナカヤマトオル]
1951年生。中央大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科教授。社会政策、社会保障論
橋本理[ハシモトサトル]
1972年生。大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了。関西大学社会学部准教授。企業システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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