内容説明
思春期の子どもたちと、いまいっしょに詩に触れてみたい―そんな思いで編まれた一冊。現在作品を発表している詩人の詩で構成し、テーマも「学ぶということ」「不安をみつめて」「人を見つめる」「ことばをみつめて」「うたを読む」「恋する心」「生きるということ」の七つとし、子どもたちといろいろな“現代”をわかち合う。
目次
1 学ぶということ
2 不安をみつめて
3 人をみつめる
4 ことばをみつめて
5 うたを読む
6 恋する心
7 生きるということ
著者等紹介
木坂涼[キサカリョウ]
1958年、埼玉県生まれ。著書には、詩集:『ツッツッと』(沖積舎・新装版・現代詩花椿賞)『木坂涼詩集』(思潮社)『金色の網』(思潮社・芸術選奨文部大臣新人賞)など
水内喜久雄[ミズウチキクオ]
1951年、福岡県生まれ。著書に『けむし先生はなき虫か』(大日本図書)『詩にさそわれて』全3巻(あゆみ出版)など
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なま
11
★4 中高生にわかりやすいテーマで詩の紹介。1.学ぶということ、2.不安をみつめて、3.人をみつめる、4ことばをみつめて、5.歌をよむ、6.恋するこころ、7生きるということ。個人的には杉山平一さんの『目をつぶって』や岸田衿子さんの『アランブラ宮の壁の』が道なき道を進めそうで好きだな。井川博年さんの『母の名前』は母のふがいなさと主人公の驚きが対照的で笑っちゃう。親の名前所か、年賀状や固定電話に縁が無い若者達は意外に家電番号や住所を知らなかったりするんだよな。2023/06/19
そちゃ
5
歌詞もこう改めて読んでみると結構深いんだな、と思う。2015/04/09
のり
3
短い文章だからこそ重みがある言葉がたくさんあります。これまでよく聴いていた曲も、歌詞を改めてじっくり読んでみようと思いました。2014/06/11
あさみ
0
詩集を読むのは今回がはじめて。中学生に向けた詩ばかり載っているけど、どんな年代の人が読んでも心に響くことばばかりだった。2012/05/01