内容説明
いまの子どもたちといっしょに詩をたくさん読んでいきたい―こんな願いを持って詩集三冊を編んでみました。本書は、そのうちの５・６年向けのものです。高学年では生きる意味を考える詩をたくさん選び、子どもたちに読んでもらいます。
目次
１ 学ぶということ
２ 不安な気持ち
３ ファースト・ラブ
４ 自然を見つめて
５ ひと・ひと・ひと
６ 言葉から
７ 平和を見つめて
８ 日本の名詩を読む
９ 歌詞を読む
１０ 明日へ
著者等紹介
水内喜久雄［ミズウチキクオ］
１９５１年福岡生まれ。著書に『けむし先生はなき虫か』（大日本図書）『詩にさそわれて』全３巻（あゆみ出版）『ドラエもんの国語おもしろ攻略 詩が大すきになる』（小学館）。編著書に『教室でよみたい詩１２か月』シリーズ全６巻『教室でうたいたい歌ベスト５０』シリーズ全５巻『教室でよみたい俳句・川柳・短歌１２か月』（民衆社）『子どもといっしょに読みたい詩』全３巻『ひろがるひろがる詩の世界』全６巻（あゆみ出版）『輝け！いのちの詩』『いま、きみにいのちの詩を』（小学館）『詩を読もう！』全１２巻（大日本図書）など
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感想・レビュー
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モリー
32
編著者の水内喜久雄氏が、よりすぐりの詩を紹介してくれます。暗誦できるようにしたいと思う詩と出会う事ができました。鈴木敏史さんの詩は初読み。「手紙」という詩が良かった。「ゆっくり過ぎる雲のかげ（中略）ごみ集めしている人のひたいの汗も・・・みんな手紙なのです 読もうとすれば」私にも読めていない手紙が毎日たくさん届いているのだろうなぁ。まど・みちお氏の「なんだ・・・」にはドキリとさせられます。「なれるまでだ「わあ！」は なれてしまえば「なんだ・・・」だ（中略）なんだ汚職か・・・なんだ公害か・・・なんだ原爆か」2019/01/09
ぴぽ
1
詩に多くふれていくことで、自分の好きな詩や、意味を考えさせられた詩などがもてるといいと思う。教室で詩を紹介することで、子供が生きること、自然、人間関係などについて、ふと立ち止まって考えるような機会を作りたくなった。2015/09/26
