内容説明
本書では、「猟奇的事件」に類する各種少年犯罪事例を取り上げ、現代の社会病理を、犯罪事例を素材として紐解く事を目的とする。世間を騒がせた事件は、わたしたちに大きな宿題を残している。だが、流動化の激しい現代社会では、少し前の問題がどんどん置き去りにされてしまう傾向にある。そこで本書は、すでに事件当時様々な良書が発行され分析されていることを恐れず、改めて重大事件を網羅し、「法学的側面」「精神医学的側面」「生物学的側面」「歴史学的側面」「教育学的側面」などから深くメスを入れ、できるだけ平易な解析をご案内するものである。
著者等紹介
成田青央[ナリタアオ]
1969年北海道生まれ。ノンフィクション作家として、虐待や悪徳商法、少年犯罪などのルポを手がけており、各種媒体・単行本などで問題提起を続けている。出版企画プロダクション「Maverick」代表取締役
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