寺子屋新書<br> カラスの常識

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寺子屋新書
カラスの常識

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784901330732
  • NDC分類 488.99
  • Cコード C0236

内容説明

ゴミを荒らして困る、カアーカアーとうるさい、いきなり頭を攻撃された…カラスと人とのトラブルは耐えない。カラスと共存する道を探らなければ、人間も不幸だし、カラスも不幸である。想定外のことが起こると腹が立つ。何でこうなるのと思う。カラスの迷惑とはそんなものである。だから、まずカラスのことを知ってみよう。「カラスの常識」に則って行動しているカラスの立場に立ってみよう。山ではクマの知識が必要なように、現代ではカラスの知識が必要なのだ。カラスの立場に立って考える―それが、じつはカラスのみならず人が暮らしやすい社会をつくっていくのではないか。

目次

第1章 誤解だらけのカラス
第2章 カラスという生きもの(カラスは黒とはかぎらない;美食家カラスの食生活 ほか)
第3章 カラスの知恵(カラスの頭のよさ;道具を使うカラスを見に行く)
第4章 カラスが東京を愛する理由(「コンクリート・ジャングル」で生きる;カラスのアーバンライフ)
第5章 カラスと暮らす(カラスと人の知恵比べ;カラスと暮らす賢い方法)

著者等紹介

柴田佳秀[シバタヨシヒデ]
科学ジャーナリスト。1965年東京生まれ。東京農業大学農学科卒。生態学専攻。番組制作会社に勤務し、「土曜特集」「生きもの地球紀行」「地球!ふしぎ大自然」などのNHK自然番組を多数制作する。2005年からフリーランスとして執筆、講演会なども行っている。日本鳥学会会員、都市鳥研究会会員、バードリサーチ会員、日本科学技術ジャーナリスト会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うめ

21
カラスが愛おしくなる。人にもカラスにも都合があって、それぞれの住みやすさ、は異なる。それは、種が異なるから当たり前のこと。それを踏まえた上で共存していくのが大事。好き嫌いで存在を左右するのは傲慢だ。好き嫌いはあって当然、嫌いなものを無理に好きに捻じ曲げなくてもいい。だけれども、嫌いなものの存在も、是、とするのが、この地球に共に生きている命同士の最低限のマナーだと思う。2016/10/27

賢一

9
正しい自然観を身につけたいと思った。 カラスは都会人のライフスタイルを映し出す鏡とは言い得て妙。最近散歩しているときにハシブトガラスとハシボソガラスの見分けができるようになりました。 狩猟免許取るぞ!2023/07/11

まっ黒大魔王

9
今から10年前に書かれた本なので情報はやや古いが、それでもカラスの生態、習性、カラス側の視点に立って、カラスのゴミ荒らし問題等に言及。やはり原因はゴミを無造作にポイ捨てする人間側にある。それをあろうことか害鳥として殺害するのだからもうこれだから人間というやつは。2016/09/04

けんとまん1007

8
「常識」とは一体?ということも考えさせられます。カラスの目からみた時、一体何が見えるのか?この視点を持てるかどうかがポイントだ。2010/03/21

クナコ

7
初読。都市のカラスの迷惑についてなんとかしたいと考えるのなら、まずはカラスのことを知るべし、をモットーに書かれた全編カラスについての解説本。私自身は本書でも紹介される別のカラス先生、松原始氏の著作多数既読で、そちらでも様々な研究結果が紹介されていることもあり内容的にあまり目新しいものはなかった。しかし語り手が変わると視点も変わる。本書では都市におけるカラスの問題行動や自己の事例などが詳しく紹介されていて、そこはさすがNHK番組制作協力者、様々な経験から得た知見が現場理解や今後の問題提起に活かされている。2023/09/19

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