ライ麦畑のキャッチボール―しなやかな教育をめざして

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901330695
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

教育は、結論ではなく、プロセスであり、細部です。寄り道であり、こだわりです―
(本文より)今の教育論議は、ドッジボールばかりしているような気がします。相手を打ち負かすことばかり考えています。それは教師も学生も保護者も文部科学省もマスコミも同じです。いま必要なのは、キャッチボールのようなコミュニケーションなのです。

内容説明

いまの教育論議は、ドッジボールばかりしているような気がします。相手をうち負かすことばかり考えています。それは教師も保護者も文科省もマスコミも同じです。「大きな物語」が失われ、答えのない時代に答えを教えるという矛盾のなかに、学校が置かれています。だからこそキャッチボールのようなコミュニケーションを通じ、問いつづけていくことが求められているのです。

目次

第1章 「先生はえらい」(「ライ麦畑のキャッチャー、僕はただそういうものになりたいんだ」;アングルのバイオリン ほか)
第2章 言葉を疑う(「いい」と「悪くない」;レアリアと想像力 ほか)
第3章 「分ける」が「分かる」(自然は芸術を模倣する;必要なのは「ユリイカ!」 ほか)
第4章 コロンブスの卵(セレンディップの三王子;卵が何百年も立たなかった理由 ほか)

著者等紹介

金川欣二[カナガワキンジ]
富山県生まれ。東京教育大学文学部大学院(修士)修了。国立富山商船高専教養学科教授。専門は言語学・記号論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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