出版社内容情報
最高学年だからこそ最高のたのしさ・感動を! 子どもたちの意欲も大きく高まるこの一年、小学校六年間の集大成として、さまざまな活動・学習にチャレンジしよう。卒業式までの多彩な取り組みの実践・アイデアも満載。学級担任必携の書。
インタビュー「なぜ勉強するの?」に答える 川島隆太
イメージを響き合わせ討論で深める 今泉 博
6年生の学級づくり 最高の感動・たのしさを 増田修治
自分たちの力で学校行事をつくりあげる 大貫耕一
【実践】白尾裕志/木幡 寛/中田唯一/瀬田幸江/小川修一/佐藤昭夫/松本徳重/相沢征雄/三原貫司
歴史感覚をみがき新しい歴史を切りひらく力を育てる/「きらい」「苦手」を克服 日常感覚にマッチした操作を取り入れて/「データ分析」の読みで 論理的思考力をきたえる/自分の考えを実験・事実で確かめ自分のことばでまとめる/リーダーシップを発揮! 行事・委員会活動の先頭に立つ/ダイナミックでたのしい表現活動で「できる」よろこびを味わう/移動教室──子どもの手にゆだねそこでしかできない体験を/火起こし・土器づくり 「原始時代」をまるごと体験/新聞を活用し、授業をゆたかにたのしくつくり上げる
六年間の集大成 ラスト三か月を充実させる! 二宮小夜子
ぼくの・わたしの卒業論文 深沢英雄
みんなの創意を合わせて卒業制作 相沢征雄
最後の授業参観で「メッセージ交換会」を 西野年恵
卒業式──一人ひとりが主人公 加藤元康
小さな学校の卒業式 宮崎直人
中学生になる君たちへ 小泉周二・下末伸正・中村啓介
「いのち」「人権」を大切にする取り組みで六年間をしめくくる 佐々木勝男
Q&A 担任の悩みに答えます! 海上和子
六年生の心・思いを読む 増田修治
学力と人格形成 小林洋文
いまの六年生は、すでに書いたとおり、なんでもありの状況があります。(中略)そして、問題行動に対するあと追い指導に追われ、結局六年生の担任が疲れきってしまうというような結果になりがちです。
また、最高学年であることから、たくさんの行事の中心にすえられます。そのため、行事に追いまくられることにもなりかねません。しかも、卒業というものをひかえているため、それに向けての一つひとつの行事をこなしていくだけとなり、一年間をとおしてどのような力を育てるのかという観点があいまいになりがちです。
私はやはり、六年生であるからこそていねいな年間計画が必要だと考えています。(増田修治)
学級づくり・授業づくりの決定版!
目次
六年生の心の世界・知の世界(INTERVIEW わたしたちはどんな時代に生きているか「なぜ勉強するの?」に答える(川島隆太)
六年生の授業づくり INTERVIEW―イメージを響き合わせ討論で深める(今泉博) ほか)
実践的・六年生の研究(歴史感覚をみがき新しい歴史を切りひらく力を育てる(白尾裕志)
「きらい」「苦手」を克服日常感覚にマッチした操作を取り入れて(木幡寛) ほか)
卒業を飾る・彩る(六年間の集大成 ラスト三か月を充実させる!(二宮小夜子)
ぼくの・わたしの卒業論文(深沢英雄) ほか)
思春期の揺れる心に寄り添う(Message 中学生になる君たちへ(小泉周二/下末伸正/中村啓介)
卒業までに伝えたいこと・学ばせたいこと―「いのち」「人権」を大切にする取り組みで六年間をしめくくる(佐々木勝男) ほか)
-
- 和書
- いつものように - 詩集