内容説明
ハマっ子の著者が地元横浜の街の風景を綴ったショート・ストーリー集。関内・桜木町・野毛・山手、そして中華街、元町、山下公園…異国情緒あふれる港町“ヨコハマ”。そのベイサイドに生きる人びとと、それを見つめ続けてきた歴史ある建築物などをめぐる珠玉のヒストリー。新鮮でありながらどこか懐かしい、そんなヨコハマの風景を「47景」ほどエスコートします。
目次
お台場の礎石が眠る本牧市民公園
ペリー来航と大相撲、そしてシルクと化粧まわし
横浜開港の謎―街角で向き合う大砲
京急日ノ出町駅周辺横浜開港秘話
キリスト教文化紹介の先駆者―J.C.ヘボン
『花の生涯』井伊掃部頭直弼
美しくもはかない生涯―横浜浮世絵物語
文久二年、生麦事件はなぜ起きたのか
「コーヒー・ルンバ」―横浜ものがたり
日本の近代工業発祥の地―JR石川町駅周辺〔ほか〕
著者等紹介
山田一広[ヤマダカズヒロ]
1946年横浜生まれ。明治大学卒。ノンフィクション作家。日本文芸家協会会員、日本ペンクラブ会員
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