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内容説明
東京には最盛期に杉並、練馬、葛飾を除いた各区に約60ヶ所の花街があった。江戸中期から明治期に開設された花街や大正期から昭和期に新しく開かれた花街もあったが、花街の成立にはそれぞれの背景があり、隆盛・衰退にも様々な理由があった。現在、浅草などの東京六花街と大塚、八王子の計8ヶ所だけに花街があるが、料亭・芸者衆による和のおもてなしと伝統の芸が健在だ。消えていった花街も含め46ヶ所をガイドする東京花街史。
目次
観音様で栄えてきた浅草花街―台東区
芸妓数最多を誇る向嶋花街―墨田区
伝統の芸を誇る新橋花柳界―中央・港区
花なら牡丹の赤坂花柳界―港区
情緒ただよう神楽坂花街―新宿区
江戸時代から続く葭町の花柳界―中央区
風情ただよう大塚花柳界―豊島区
八王子の絹織物産業と花街―八王子市
隅田川で栄えた柳橋の花街―台東区
丸善の裏手にあった日本橋花柳界―中央区〔ほか〕
著者等紹介
上村敏彦[ウエムラトシヒコ]
1947年福岡県生まれ。出版社勤務を経て独立。中世城郭研究会元会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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