内容説明
元禄15年12月15日明六ツ前(現在の時刻=午前5時過ぎ)、本所吉良邸で故主君浅野内匠頭の仇討ちを果たした赤穂義士は内匠頭の眠る泉岳寺を目指した。「元禄の凱旋」と称される四七士の引揚げは、単に歩いて引揚げたということだけではなく、元禄事件の核心を鮮やかに蘇らせた。さらに、これまで研究が不充分であった引揚げコースを史実に即して明らかにした。本書は財団法人・中央義士会の長年の研究の集大成である。
目次
第1編 現在の引揚げコースを歩く
第2編 義士引揚げの史実を歩く(討入り時刻表;四十七士分限;義士引揚行列;桜井惣右衛門書翰;泉岳寺到着;元禄事件二年間年譜)
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