内容説明
理念哲学研究部会は、「経営を支える経営者の理念、哲学、思想ないし倫理的価値観は何であるか」を主題とし、日本の代表的人物や経営者の思想と行動を取り上げて、共同研究と議論を重ねてきた。これらの討議を通じて、わが国で連綿と流れる「経営の心」を再発見・抽出し、21世紀経営の精神的拠り所を提示することを目的として、本書は編纂された。
目次
第1部 「心の経営」の源流に学ぶ―日本を再起させるための「心と道」の経営(東洋の「心と道」―「義と利」の倫理思想に学ぶ;日本の「心と道」―「義と利」「自利利他」の倫理思想に学ぶ;義と利のジレンマをいかに解くか―倫理判断の基準について考える;日本を再起させる「心と道」の経営)
第2部 「心の経営」を実践した16人の先達(角倉了以と角倉素庵―世界に先駆け、経済倫理を実践;鈴木正三と石田梅岩―日本人の職業・商業倫理思想の源流;細井平洲と上杉鷹山―活学精神の教導と経営改革;福沢諭吉―知られざる実学の実践と起業家精神の発揮 ほか)
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