柴田罫線実戦ノート―魔法のチャートで連戦連勝

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柴田罫線実戦ノート―魔法のチャートで連戦連勝

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901226585
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0033

出版社内容情報

個人投資家の大部分が置いてきぼり! 02年末にスタートした中小型株相場は半年以上のビッグウェーブに発展した。
「柴田罫線」をベースにおいた出島式株式投資法がこの相場転換をジャスト・ヒット。本書で、本格上昇相場をまさに”独り占め”したマル秘・投資戦術を全公開している。
銘柄推奨実績は数週間から3カ月という短期投資で50戦46勝(02.12~03.2)。さらに同期間中に自ら売買した超短期実戦投資(数日から1カ月)では、資金2.5倍化を実現した。これらの投資実績(売買ノート)もすべて公開した上で、相場転換の読み方から個別銘柄の攻略法まで、現実に即した具体的な投資手法をわかりやすく解説した。
「柴田罫線」の”鬼”と評される著者と「柴田罫線」の本家が初のタッグを組んだ「柴田罫線」最強本。

プロローグ 丸裸の個人投資家に捧ぐ

いつだって「置いてきぼり」を食う/ターニングポイントは誰にも見えない/なにを買っても儲かる時期/勝ちやすい戦を選び抜いて、集中すべし/個人投資家「不毛の時代」に

第1章 楽勝相場はこうしてやってくる
●1年に2、3回の投資チャンスに特化せよ

貴方にも必ずできる/年に2、3回のチャンスはいつ、どんな形でやってきたか/ビッグチャンスの4つのパターン/ビッグウェーブは必ずやって来る!/03年後半のシナリオ/相場は調整後、さらに上値を目指す

第2章 「2002年末~」の検証
●50戦46勝への第一歩はこうしてはじまった

相場のシナリオを書く楽しみ/10~11月に「大底を打つ」という仮説/本格上昇の筋書きが消える/優良低位株&超低位株への出撃開始/値ガサ・ハイテク・主力株は買ってはいけない!/50戦46勝1敗3分け

第3章 いつ何を買い、どう売ったか
●個別銘柄の攻略法と手仕舞いの決断

「柴田罫線」の買いシグナル/急伸、大商いがあったら、必ず「売り」/二度のピークを乗り切った「中小型株相場」/輸出関連主導から内需関連主導相場へ!? /「柴田罫線」の最大の特徴
巻末参考資料/①「柴田罫線」の生みの親・柴田秋豊の生涯/②直近の全推奨銘柄の実績(2003年3~5月)


バブル経済が崩壊してすでに14年になる。14年といったらその年に生まれた子どもは中学2年生だ。ひと時代が過ぎ去ろうとしている。誰にとってもけして短い時間ではない。
 その間、株式市場はいばらの道を歩んできた。日経平均3万8915円という今から思えば信じられない高値から、現時点の最安値7607円までじつに▲80.5パーセントという下り坂を延々と降りてきたことになる。
 市販のチャートブックを開いてみると、かつての栄光はとっくの昔に紙面には収まりきらなくなって消え去った。毎年、今年こそは大底だろう、口には出さなくても、誰もが願っていることだった。
 こんな書き方をすると、いかにも底を脱したかのような言い方になってしまうが、少しばかり意味合いが違う。
 2002年10月のことだった。私は大胆な仮説を立てた。10月から11月にかけて「大底を打つ!」という仮説である。詳しくは本文を読んでいただきたいのだが、途中を略して説明すると、この大ハズレの仮説が、めぐりめぐって12月には低位株と超低位株狙いという投資戦術に化けたのである。
 その結果、年末からの中小型株相場のスタート時点から完全攻略するという信じられない成果を手にしたのである。古くか、この男は自らも認める経済オンチだった。スタッフは冷や汗をかきながら苦渋の選択をしたのだろうが、本人はどこ吹く風だ。誰だかおわかりだろう。
 国内的にはさんざん波紋を呼んだりそな銀行の実質国有化だが、海外筋からの反応は想像を越えていた。日本買いへの安心感が急速に膨らんだのである。大銀行はけっして潰さないという意思表示と読んだのだろう。
 そんな追い風を受けて、03年後半戦突入である。本書は「柴田罫線」によるテクニカル分析手法を主体においてまとめられたものである。相場の読みから個別攻略まで、個人投資家の一助となれば幸いである。

2003年7月

出島昇

 株価が戻りはじめた。
 といっても、最近の日経平均急騰だけを言っているのではない。02年12月から相場の流れが変わりはじめ、儲けやすい相場は半年以上続いてきた。敏感にそれを感じ取った投資家だけは、新しい相場の初動時期にほとんどリスクなく、もっとも簡単に、それもひっそりと大きな利益を手にしている。大多数の個人投資家は置いてきぼり。
 本書はそんな大多数の個人投資家に向けて、単なる「柴田罫線」活用法だけではなく、年に2、3回やってくる投資チャンスをいかにしてとらえ、かつそこに特化して「柴田罫線」をジャストフィットさせる株式投資成功術を説いたものである。

内容説明

「柴田罫線」とは…テクニカル分析手法のひとつ。実用レベルのコンピュータが存在しない1950年代に、柴田秋豊がのべ約5000年分の罫線をすべて手書きで引き、統計・分析を加えることによって開発した。投資家個人の恣意的な判断をすべて排除し、カギ足罫線が描き出す形のみに注目して、機械的に売買時期を決定する。個別銘柄を選別し、買いシグナルを明示。手仕舞いの時期には売りシグナルを点灯させる。…株式相場50年の歳月の中で投資技術として確実な進化を遂げ、ネット時代に入ってなお、驚異の収益性を誇る。

目次

プロローグ 丸裸の個人投資家に捧ぐ
第1章 楽勝相場はこうしてやってくる―1年に2、3回の投資チャンスに特化せよ
第2章 「2002年末~」の検証―50戦46勝への第一歩はこうしてはじまった
第3章 いつ何を買い、どう売ったか―個別銘柄の攻略法と手仕舞いの決断
第4章 勝ち抜くためのヒント―“戦う覚悟”が投資家を鍛えて強くする
第5章 チャート分析が活路を開く―現代によみがえる「柴田罫線」
第6章 弱点はこうして補強する―欲に弱く、売り下手。損切り出来ず、短期対応が苦手…

著者等紹介

出島昇[デジマススム]
1949年、長崎市生まれ。九州大学大学院博士課程修了。80年代前半から株式投資を始め、バブル崩壊時の株価暴落で大損失を負う。95年に柴田罫線と出会ってからは、投資戦略を一変させ、以後連戦連勝。自身の株式取引を実際に示して、的中率8割の柴田法則を紹介した『サラリーマンの私が株で大成功した』『続・サラリーマンの私が株で大成功した』は大反響を呼んだ。98年、長年勤務した地元の流通関連会社を退職し、(株)オフィス出島を設立。現在、大学で経済学の講義をもつかたわら、「柴田罫線公開セミナー」を定期開催するなど「柴田罫線」の第一人者として精力的な活動を展開している。2003年3月、清光経済研究所と業務提携を結ぶ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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