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株式投資でカネのなる木を見つける方法

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901226455
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0033

出版社内容情報

儲かる株を手に入れるために必要な「会社をはかるモノサシ」が簡単に身につく本。
どんな会社の株に投資するかは、株式投資で成功するか否かの最初の関門。銘柄選びの基本的な重要チェック・ポイントを35項目にわかりやすくまとめました。
どこをチェックしたら「伸びる会社」かどうかがわかるか、あるいは、こんな時代に「生き残る会社」はどこをチェックすればいいかなどなど。
株式投資の初心者はもちろん、企業分析などに縁遠い多くの個人投資家に最良の書。

1章「儲かっている会社」は、こんなところで見分けよう
(1)「儲かっている会社」かどうかはどこでわかる?
(2)「売上げが大きい会社」っていい会社?
(3)「伸びる会社」ってどこでわかる?
(4)「これからも儲けられる会社」かどうかはどこでみる?
(5)「リストラをする会社」の成績は本当によくなる?
(6)「商売上手な会社」かどうかはどこでわかる?
(7)こんな時代に「生き残る会社」かどうかはどこでわかる?
(8)「体力をつけていく会社」ってどんな会社?
2章「いい会社」は、こんなところではっきりわかる
(9)「前向きな経営をしている会社」はどこでわかる?
(10)「儲け頭をもっている会社」かどうかはどこでみる?
(11)「ムダがない筋肉質の会社」かどうかはどこでわかる?
(12)「借金が多い会社」はやっぱり危ない会社?
(13)「給料が高い会社」っていい会社?
(14)「現金をたくさん持っている会社」っていい会社?
(15)「利益がでている会社」だったらどんな会社も大丈夫?
(16)「明日のためにタネをまく会社」はどこでわかる?
(17)「上向く会社」はこんなところでみえてくる
3章 世の中のこんの売行きがよければ株価は上がる?
(33)リストラ計画を発表すると株価はどう動く?
(34)好決算の会社の株価は上がる?
(35)ノーベル賞をとると株価は上がる?

 株式は上がることもあれば、下がることもあります。
 どんなに業績がいい会社でも一本調子で上がりつづけることはありませんし、業績がどんなに悪い会社でも下げつづけることはありません。業績がどんなによくても、多くの投資家が株価は高くなりすぎたと判断すれば下がります。逆に、業績が悪くても、株価が下がりすぎだとみれば上がります。株価は、上がったり、下がったりするものです。
 ですから、「日経平均株価がバブル後の最安値を更新」などと、新聞で大きく報じられたとしても、すべての株が下がっているわけではありません。上がっている株式も、ちゃんとあるのです。どんな状況のなかでも、儲けるチャンスはあるのです。
 株式投資というと、いまだに「一攫千金」のイメージがあるのでしょうか。なにかギャンブルの一つと思っている読者がいるかもしれません。もし、「あたるも八卦、あたらぬも八卦」とばかりに投資をしたら、本当にギャンブルです。会社のことはよくわからないけど、運に賭けようというわけですからね。

 伸びる会社の株式は高くなる傾向があります。ですから株式投資は、ある会社が将来にわたって伸びるかどうかを判断して、それに投資することに
 株価に影響する会社の業績は、会社を取り巻く環境によっても左右されます。「円安になった」「円高になった」「金利が低くなった」「税制が変わった」など、社会、経済の情勢によって、会社は大きく影響されることがあります。
 円安になると業績がよくなる会社があるとします。そういう会社は、為替が円安になってきたら、儲けはより大きくなります。円安という、会社の力が及ばないところで、業績がよりよくなるわけです。この逆の場合もあります。社会、経済の変化によって会社の業績が違ってきて、株価にも影響を与えます。社会、経済の変化を株価の点からどう見ればいいかというのが、3章です。
 4章では、1章、2章を踏まえて、実践編として、どういうときに株価は動くのかを解説しています。
「新製品を発売した」「リストラをした」など、会社が実際に活動しているなかで、株価がどのように動くのかを、取りあげています。

 業績がいいと基本的に株価は上がると本書では説明していますが、正確にいうと、業績がいいのに今まで株式市場ではそのことが評価されていなかった、あるいは過小評価されていたというケースは上昇するという意味です。みんなが知っていたら、紙面を借りて心より感謝申し上げます。

    2003年3月
                        花岡幸子

内容説明

「儲かる株」って、「いい会社」って、どんな会社?わかりやすさにこだわった「銘柄探し」の最重要ポイント35項目。

目次

プロローグ 株を買うってどんなこと?(あなたは何のために株を買いますか?;株価はどんなことがあると上がる? ほか)
1章 「儲かっている会社」は、こんなところで見分けよう(「儲かっている会社」かどうかはどこでわかる?;「売上げが大きい会社」っていい会社? ほか)
2章 「いい会社」は、こんなところではっきりわかる(「前向きな経営をしている会社」はどこでわかる?;「儲け頭をもっている会社」かどうかはどこでみる? ほか)
3章 世の中のこんな動きが会社を変えると知っておこう(景気が上向くと会社の業績はみんなよくなる?;円高・円安で会社の業績はどう動く? ほか)
4章 株価が動きだすのは、こんな時だと知っておこう(会社が業績の見通しを変更すると株価はどう動く?;みんなが「欲しい」と思えば株価は上がる? ほか)

著者等紹介

花岡幸子[ハナオカサチコ]
1967年生まれ。埼玉県出身。東京大学経済学部経営学科卒業、大和証券入社。大和総研企業調査部、大和証券投資情報部、商品企画部情報分析課などを経て、現在、投資情報室次長。企業財務の分析に精通する気鋭のアナリスト。(社)日本証券アナリスト協会検定会員
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