出版社内容情報
"剣豪、宮本武蔵の新たなる生涯。文芸作品としては初めて播磨生まれの武蔵に挑んだ、求道者・武蔵の新たなる生涯を描いた感動の意欲作。播磨平野を縦横にかけた""風の子""は、当理流槍刀術師範を養父とし、生涯、剣の極みを求め続ける。懊悩する剣の旅路の果てに辿りつく境地はどこに・・・。
戦国の世に遅れて生まれ、泰平の世には早すぎた剣の哲人一生。"
第1章 二つの故郷
第2章 銀の蝶
第3章 二刀に開眼せり
第4章 迷妄を斬る
第4章 江戸の剣
第5章 百舌鳥の季節
内容説明
播磨平野を縦横に駆ける風の子が、懊悩する剣の旅路の果てに見たもの…求道者・武蔵の新たなる生涯を描いた渾身の力作。