内容説明
鈴木健次郎。彼は今、パリの数百年に渡るタイユール(テーラー)の歴史上、日本人として初の独立を果たし、念願のブティックをパリに構える夢を実現した。本書は、現在に生きるパリのタイユール鈴木健次郎の物語であり、今まで語られることのなかったパリのテーラリングの世界とその美学、さらにその根底にあるヨーロッパのメンズファッションの潮流と文化について語った物語である。
目次
イントロダクション 鈴木健次郎が目指したパリのテーラリングとその美学
第1章 鈴木健次郎を作ったもの
第2章 念願のパリでの生活とモデリスト養成学校「A.I.C.P.」
第3章 「メゾン・カンプス」の伝説と「カンプス・ドゥ・ルカ」での修業時代
第4章 フランチェスコ・スマルトとパリの名門タイユールたち
第5章 「スマルト」のヘッドカッターから独立へ
Vouloir est pouvoir“願いは叶う”(鈴木健次郎)
著者等紹介
長谷川喜美[ハセガワヨシミ]
ジャーナリスト。イギリスを中心とするヨーロッパの魅力をクラフツマンシップと文化の視点から紹介。現在は雑誌を中心とした媒体に記事を執筆している
武田正彦[タケダマサヒコ]
写真家。東京工芸大学写真学部卒業後、広告制作会社を経て、1985年に渡仏。86年北京美術館で映像展を開催。94年にアメリカにてADC(アートディレクターズクラブ)賞銀賞受賞。2000年フランス政府観光局主催フランスルポルタージュ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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