内容説明
サヴィル・ロウを知らずにメンズファッションを語ることはできない。現在の変貌する紳士服の聖地「サヴィル・ロウ」を象徴する全11テーラーを紹介。徹底的な現地取材を通し、その歴史と背景、現在のサヴィル・ロウを支える人々の姿から、個々のテーラリング哲学までを、映像的な写真と文章で綴るヴィジュアルブック。
目次
リチャード・アンダーソン
アンダーソン&シェパード
ディージ&スキナー
イード&レイヴェンスクロフト
ティモシー・エヴェレスト
ギーヴス&ホークス
ハンツマン
ノートン&サンズ
ヘンリー・プール
スペンサー・ハート
ウェルシュ&ジェフェリーズ
著者等紹介
長谷川喜美[ハセガワヨシミ]
ジャーナリスト。イギリスを中心にヨーロッパの魅力を文化の視点から紹介。ハリスツイード、アランセーター、シングルモルト等に関する記事を雑誌中心とする媒体に執筆
レイクマン,エドワード[レイクマン,エドワード][Lakeman,Edward]
フォトグラファー。ロンドン在住。ビスポーク・シューズ、ミリタリー・テーラリングに造詣が深く、アフガニスタン、北米、ヨーロッパなどを取材対象に、雑誌掲載記事やドキュメンタリー作品の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
diesuk
2
ロンドンのメイフェア地区にある紳士服の聖地サヴィル・ロウの歴史とサヴィル・ロウを代表とする11のテーラーを紹介したビジュアルブック。ビスポークのスーツに興味津々の自分には俺得すぎる本だった。サヴィルロウでつくるのは無理としても、いつかビスポークでスーツを作ってみたいと思った。2012/09/12
taskun
2
サヴィル・ロウの歴史、イングリッシュ・テーラリングについて、各テーラハウスについてなど。出てくるテーラハウスはリチャード・アンダーソン、アンダーソン&シェパード、ディージ&スキナー、イード&レイヴェンスクロフト、ティモシー・エヴェレスト、ギーヴス&ホークス、ハンツマン、ノートン&サンズ、ヘンリー・プール、スペンサー・ハート、ウェルシュ&ジェフェリーズ。ビジュアルブックだが残念ながら写真はセピアが多く服飾の素晴らしさを表現してはいない。これで写真も良かったらもっと読みでがあったのに。2012/08/17
りきにうす
1
めずらしいサヴィル・ロウの本。ロンドンの一地区の名前だが、「背広」の語源だとか違うとか。とにかく職人気質に溢れる本である。2013/07/29
ナタデココ
0
改めて、自分は英国スーツに興味がないんだなってわかった。理由は多分、高貴すぎてリアルクローズたり得ないからだと思う。自分の生まれとこの国の気候ではね。異端スペンサーハートが面白かった。モードのデザインをビスポークのクオリティでというのは確かに需要がありそう。(僕は好きじゃないが)モノトーンの格好よさの源泉を、古いモノクロ映像に見るというのは考えたことなかったな。最低限1カットは各テーラーのハウススタイル載せてくれよと思う。図書館。2023/09/15
AMUKIS
0
テーラーの歴史が簡単に学べる本。 カタカナが苦手な自分には写真付きで概要が覚えられるため嬉しい。2020/09/26