内容説明
鴨とり名人のごんべは、ジグザグ鉄砲で鴨を13羽も生け捕りにし、なわでしばってこし紐にゆわきました。まもなく、気絶した鴨が生き返って、ごんべをつれて大空に飛び立ちます。空の大冒険のすえ、ごんべのこし紐がほどけて、まっさかさま。落ちたところが五重の塔のてっぺんで命びろい。さぁ、どうやって降りようか…。おなかをかかえて大笑いすること請け合いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりじまカラス
3
ごんべは偶然カモを大量に仕留めました。 そのまま持ち帰ろうとしますが、カモたちが目覚め空を飛び始め……? 冒険物語としても楽しい笑い話。2019/03/21
紫
2
せかい童話図書館第20巻。2歳8ヶ月の息子の現在1、2を争うお気に入りでほぼ毎晩読まされている。何がお気に入りポイントなのかは分からないが、まだ文字は読めないのにちょっとでも私が読み間違えると即訂正されるくらい文章の隅々まで覚えている。花火やクジラなど、あまり他の昔話には出てこないようなモチーフが出てきてちょっと新鮮だった。挿絵もユーモラスで話にも毒がなく、擬音語や擬態語がたくさん使われていて、子どもと楽しく読めるお話。2021/08/28