内容説明
二十一世紀に残したい食習文化の記録。この一世紀の間に大きく変わってしまったものは多いが、そのひとつに「食べ物」があるということに誰も異論はないだろう。四国山地は開発が遅れた分、昭和四十年頃まで山ひだや里のそこかしこに、「縄文」が残っていた。しかし、焼畑の消滅と、山村の雪崩を打つような過疎によって、それはあっという間に消滅してしまった。
目次
「フィールドは、四国の屋根」(著者プロフィール&対談;口絵 カシ豆腐づくり ほか)
主食になったもの(ドングリ;トチ ほか)
副食になったもの(赤カブ;山菜 ほか)
嗜好品(古代茶;ナツメ ほか)
-
- 和書
- 基本マーケティング