内容説明
本書は、ロジックがブラック・ボックスであり、多くの矛盾をかかえている、一次判定の85項目で要介護状態を評価しているが、とくに痴呆の評価が不十分である、二次判定の変更率が合議体ごとに著しい格差を生じており、同一ケースでも各合議体により結果が異なる可能性が高いといった、要介護認定に関する問題点を、非常にわかりやすく解説し、理解と納得が得られるように情報が整理満載されています。しかもブラック・ボックスの中が良く見えて、介護支援専門員はもとより保健・医療・福祉に携わる人々が活用できる傑作の一書です。
目次
第1章 高齢者を悲しませないための訪問調査
第2章 在宅支援の現場の不安ととまどい
第3章 問題が多いコンピュータ判定
第4章 要介護度を検証する
第5章 二次判定で最終判断する
第6章 要介護認定をパソコンでやってみる!
第7章 要介護認定への疑問と不服
第8章 要介護認定に向けた提言
第9章 要介護認定の現在、過去、未来
著者等紹介
加茂圭三[カモケイゾウ]
社会福祉士。介護支援専門員
橋本真也[ハシモトシンヤ]
北毛診療所所長
石田一紀[イシダカズキ]
長野大学社会福祉学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 公衆栄養学 (第9版)