内容説明
つらかんべぇ(立松和平の父)くじけないで!(柴田トヨ)なにくそ!(壺井栄)夢を追い求めよ(植村直己)など、勇気・元気・希望がわく珠玉の言葉の奥に潜んでいる真実を、エッセイ風にまとめあげた異色の本。
目次
第1部 一九四五年三・一〇福島に、二〇一一年三・一一東京にいた私が勇気をもらった言葉(至誠・忍耐―野口英世;おたがいに、がんばろうな―父の言葉;街はすぐ生き返る、負けるなよ!―近所のおじさんの言葉 ほか)
第2部 一九四五年三・一〇から二〇一一年三・一一の間に私が読書で得た珠玉の言葉(ほしいもの冬の炉ばたの暖かさもうひとつ人の心の温かさ―浜田広介;強くやさしく男の子やさしく強く女の子―浜田広介;辞書が悪い!―夏目漱石 ほか)
第3部 三・一一東日本大震災以降みなさんに考えてみてほしい言葉(誰でも何か能力をもっている―宮城まり子;失敗してもいいじゃないか―林家正蔵;夢は実現させるもの―林修治(羽村市動物公園園長) ほか)
著者等紹介
漆原智良[ウルシバラトモヨシ]
1934年東京・浅草生まれ。NHK懸賞ドラマ『近くて遠い島』で一等入選、NHK放送記念祭賞受賞。第45回児童文化功労賞受賞。(社)日本児童文芸家協会顧問。童話講座・教育講演会など全国各地奔走中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。