内容説明
鬼はどこにいるのか?鬼のすみかは?鬼は何を食べているのか?鬼は恐ろしいものなのか?春を呼ぶ鬼とは―。
著者等紹介
松岡義和[マツオカヨシカズ]
1938年、北海道常呂郡訓子府町生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。北海道網走管内で美術教師を歴任。市立名寄短期大学教授、学長を経て、名誉教授。大空町図書館長。この間、芸術教育研究に携わり、芸術教育の会会長、芸術教育研究所客員研究員、北海道手作り絵本の会会長、NPO法人ピアソン会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫陽花と雨
29
図書館に本を借りに行ったら、このド級インパクトの表紙、鬼と目があってしまい借りました。まずはお手紙から、ペラリとめくれる仕掛け付き。鬼語の対応表はめんどくさくて諦め…小さなお友だちは頑張って翻訳してください(笑)昔話、種類、祭、風習などあらゆる方面から鬼を学べます。鬼踊りのパラパラ漫画がいい感じで面白かった。エジプト学など他のシリーズも気になります。2019/05/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
レビューで知り、気になっていた本。鬼の取説のようです。鬼の住処、何を食べているのかなど細かく書かれてますし、所々しかけもあり楽しめます。こんぼうなどを持っているイメージの鬼ですが、自分達で製鉄しているのに笑いました。鬼は学校にも行っていて、鬼文字を覚えるそうですが、巻末に50音が載ってます。自分の名前、鬼文字でメモしました!節分の日によめるなんて縁があったのかな?シリーズの他の本も気になります。2020/02/03
キャラメルベイベー@道北民
12
【図書館】鬼についてわかりやすく書かれている一冊。鬼ついていろいろ知ることができた。2014/08/22
いくっち@読書リハビリ中
11
鬼の種類から日本の伝承、寅柄パンツの謎から意外とロハスな食事までをイラストを交えてマジメに語っている鬼絵本。でも超マニアな大人向け。木の実=鬼の実とかほほぅと思ったり、手作り感あるパラパラ絵もある。鬼がつく言葉は多く、生活に密着しているのだなあと思った。この今人舎のオロジーシリーズは他にドラゴン学、魔術学、海賊学と幅広い。しかし、遊びで作っているとしか思えないほど売れている感がしないよ。2009/09/19
april-cat
9
これ、なかなかいいんじゃないかな。いままで鬼もの(?)の子ども向け社会学的アプローチの本は「たくさんのふしぎ」の『鬼が出た』が定番でしたが、今度からはこれを加えてもいいと思います。2012/09/27