内容説明
アフリカ、中国、ブータン、ヨーロッパ、南極まで…抱腹絶倒の珍道中。腸内細菌学者の世界調査日誌。
目次
第1章 アフリカ(ギニア;ガボン;シエラレオネ;アルジェリア;アフリカあれこれ)
第2章 アジア(中国・チベット・ブータン・モンゴル・ネパール;マレーシア・韓国;インド)
第3章 その他の地域(フランス;アメリカ;南極・日本)
著者等紹介
牛田一成[ウシダカズナリ]
1954年生まれ。京都府立大学生命環境科学研究科応用生命科学専攻教授。農学博士。京都大学農学部卒業、同大学院修了。1982年からフランス国立獣医畜産研究所にフランス政府給費留学生として留学。1986年から京都府立大学。フィールドワークのため世界中を旅する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
31
商業誌の広告を見て気になった作品。面白かったぁ♪んでも、多くの皆さまにはお楽しみいただけないかも。表のお仕事をしながら裏のお仕事を楽しまれるなんて、羨ましいです。あたしが進路を決めたきっかけになった作品が、この著者さんの進路にも影響してたなんて(@_@)この作中、他にもいらっしゃる書きぶりでした。本のパワーは侮れませんね。同士の皆さま、今の人生いかが?あたしは後悔してません(^_-)-☆2016/01/28
けんとまん1007
3
世界のあちこちを研究のフィールドとされている著者の、ある意味、どたばたであり、ある意味、人間くさい日々を綴ったノート。文章が、何とも、不思議な味わいというか、自然の中で研究されている、しかも、腸内細菌とかなので、想像できない世界の味もあるのかもしれない。ゴリラよりも、人間たちのほうが、遥かに面白くもあり、危険でもあるような気がするのは、自分だけだろうか。まあ、それはそれとして、ゴリラを研究している人がゴリラに本当に似てくる・・というフレーズは、何故か、力強く納得した^^2012/11/10
ビシャカナ
0
野生動物の腸内細菌を専門に扱う細菌学者である著者が、世界中を渡り歩いた研究の日々。チンパンジーやゴリラのうんちを拾い、荒涼とした砂漠にラクダを求め、南極や氷河の氷を掘り進める等々、さらに登山家としての活動など、冒険的な生活をまとめたエッセイ集。フィールドノートと副題にあるが、科学的な事より、日常のとりとめのない事ばかりだ。しかしかえって異国の日常を感じられていい。それにしても食べ物の話が多い。何処そこの何がうまいとか、調理法から味まで事細かに書かれる。読んでて腹が減る。2014/04/13
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