内容説明
ダ・ヴィンチもアインシュタインも漱石もみな、病をかかえていた!!あの酒鬼薔薇聖斗には「発達障害」と心的トラウマが絡み合っていた。ニート、引きこもり、青少年犯罪など社会病理現象の背景には、ほとんど「発達障害」と「機能不全家族」がある。長期の引きこもりやニート、青少年の凶悪犯罪がこんなに増えているのは日本だけ!カゲのうすい父親、過干渉的な母親が家庭病理を作っている!!しかし、「心の病」には必ず解決の道があります。
目次
第1章 ダ・ヴィンチの生涯、酒鬼薔薇聖斗の精神(天才のなかの悲劇と数奇な犯罪の根;衝動性、攻撃性―多様な才能の偉人たちと犯罪者たち)
第2章 人生の転機をどう過ごすか(学校へ通う;性に目覚めるころ;思春期と職に就くころ ほか)
第3章 生活の基本に潜む「生きるコツ」(食べる、食べられない;眠る、眠られない;働く、働けない ほか)
著者等紹介
星野仁彦[ホシノヨシヒコ]
昭和22年、福島県会津若松市生まれ。昭和48年、福島県立医科大学卒業、神経精神科入局。昭和54年、医学博士。昭和59~60年、米国エール大学児童精神科留学。平成13年、福島県立医科大学神経精神科助教授退職、福島学院短期大学教授、メンタルヘルスセンター所長。平成15年、福島学院大学福祉学部教授/医学博士。専門分野は児童精神医学、精神薬理学、スクールカウンセリングなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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