内容説明
高橋由一、西脇順三郎、洲之内徹、牛腸茂雄―近代の表現者たちの孤独な冒険と東京に損なわれた都市・新潟を、同地に暮らす美術評論家が見つめる。
目次
1 1986‐89(雪;永遠の矢)
2 1993‐96(世界の始まる地点;イノセンスへの郷愁)
3 1998‐2000(高橋由一の見たもの;詩人という孤独―中勘助と西脇順三郎)
4 2000‐02(夢を見る家;東京ノイズ;個性と障害)
著者等紹介
大倉宏[オオクラヒロシ]
1957年新潟県生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒。85~90年新潟市美術館に学芸員として勤務後、フリーとなり、新潟を拠点に美術評論を行う。現在、新潟絵屋運営委員代表。長岡造形大学、新潟デザイン専門学校講師
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