内容説明
本書には、アルコール依存症の患者を飲酒に走らせる感情の処理方法が具体的に示されている。「体験エッセイ」を各章に配した。
目次
アルコール依存症とはどんな病気か?
アルコールがひきおこす身体の病気
家庭や社会への影響
抗酒剤の効果
アルコール依存症者の心理
アルコール依存症からの回復
自分を知る(欲求と不安;感情の法則)
付録 不眠と睡眠薬/再飲酒を生かすために断酒会やAAはなぜ効果があるのか?
ご家族の方へ
著者等紹介
森岡洋[モリオカヒロシ]
1946年、高知県に生まれる。1975年に鹿児島大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学精神神経科、国立武蔵療養所、川崎市多摩川病院を経て、岸和田市泉州病院院長。現在、森岡クリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
15
端的にまとめられてるのと、基本を抑えられる。章ごとにエッセイが差し込まれてるので、飽きずに一気に読めるのもよい。2024/01/09
CapH17
2
説明ばかりダラダラと書かれているのではなくエッセイが書いてあり面白かった。ただエッセイが嘘臭い。患者の苦しい気持ちを読みたかったが、そんな感じがしないエッセイだった。2017/12/11
さかき
0
●アルコール依存症は酒を飲みたいという欲求が極限まで高まる病気 ●普通は意志と欲求がせめぎ合いバランスを取ってるが、これが不可能なほどに欲求が貯まる=医師が弱いわけではない ●回復はするが治らない ●家族も病気にする2021/08/01
-
- 和書
- ゲームのルール