著者等紹介
又吉弦貴［マタヨシツルキ］
１９６３年、沖縄生まれ。沖縄県那覇市立古蔵中学校教諭。那覇地区道徳教育事務局長。２０１２年６月、全国中学文化祭（栃木県）で沖縄県中学選抜演劇団『フェンスに吹く風』の脚本、演出を手がける
吉田啓［ヨシダヒロシ］
１９６３年、東京生まれ。映画プロデューサー、脚本家、ＣＭ監督、ライターと多彩な領域で活躍するマルチクリエイター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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樹
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沖縄を舞台に中学生が考える基地の在り方をテーマにした小説。イラストがかわいくて中高生が手に取りやすいけれど小説にしてはやたらと説明口調で読みづらいし作者の意図するところの基地反対があからさまに押し出しすぎていて読む人を選ぶかもしれない。それでも主人公の女の子の親は基地関係の仕事に就いており、一筋縄じゃいかない複雑さはわかる。諦めている部分も、どうにもならんさ～と思うことも。米軍基地の名前が沖縄戦で戦った兵士の名前から取ってるのは初めて知ったし確かに無神経だわ。この本が基地を考えるきっかけになるといいな。2015/06/04
