内容説明
韓国の人は山に登るのがとても好きです。週末の山は家族づれでにぎわっています。都市の中の自然、山の鮮やかな紅葉は、忙しい都会の生活にしばし安らぎを与えてくれるからでしょう。そして、パパと二人で山遊びを満喫するソリちゃんのような子どもたちがソウルにはたくさんいます。こんなふうにお父さんが子どもと一緒に楽しい時間を過ごすのも、ごく普通に見られる情景です。父と子の対話で成り立つこの絵本は、恵みの秋を満喫する親子の幸福に満ちた絵日記のようです。画家のハン・ビョンホさんは、子どもの心の開放感と自由な躍動を表現するために、ほとんどの絵を左手で描いたそうです。
著者等紹介
イサンクォン[イサンクォン]
1964年全羅南道生まれ。漢陽大学校国文科卒。子どものころに自然の中で遊んだ経験を生かし、動植物の生態を描いた童話を多く書いている。『幼虫が幼虫を食べる』(未邦訳)で、2003年第24回韓国オリニ図書賞受賞
ハンビョンホ[ハンビョンホ]
1962年ソウル生まれ。チュゲ芸術大学校東洋画科卒。日本に紹介されている絵本に、『トッケビのこんぼう』(平凡社)、『うしとトッケビ』、『ヘチとかいぶつ』(ともに小社刊)があるほか、現代韓国を代表するイラストレーターの一人として、絵本や子どもの本の挿し絵などを数多く手がけている。1997年オリニ文化大賞美術賞受賞(韓国)。2000年国際子ども図書館開館記念・韓国絵本原画展出展(日本)。2001年第3回科学図書賞受賞(韓国)。2002年アジア・イラストレーション・ビエンナーレでグランプリ受賞(日本)。韓国出版美術家協会会員
おおたけきよみ[オオタケキヨミ]
1969年埼玉県生まれ。白百合女子大学大学院修士課程修了後、日韓文化交流基金訪韓研究員として渡韓。延世大学校大学院で教育学博士学位取得。ソウル大学講師、誠信女子大学校専任講師などを経て、現在、東京純心女子大学こども文化学科専任講師。白百合女子大学では韓国児童文学講義を担当している
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感想・レビュー
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