内容説明
自分は毎日遊んで暮らしながら、黙々と働く牛の血を吸って生きる蚊とハエ。愚鈍なやつだと馬鹿にしていた牛に、はたして蚊とハエは…。
著者等紹介
ヒョンドンヨム[ヒョンドンヨム]
小波・方定煥の弟子として、多くの児童文学作品を残した。「組合幹部として労働運動をしながら少年小説を書く」という記録(1932年)が残っており、“階級主義児童文学”の隆盛期に児童文学雑誌の『ピョルナラ(星の国)』や『新少年』に作品を発表した。また、小波・方定煥の主導で創刊され、近代韓国における代表的児童雑誌にあげられる『オリニ』誌にも多くの作品が掲載されており、「蚊とうし」は1949年5月号に掲載された作品。童詩集『アルアムパム兄弟』を残した
イオクベ[イオクベ]
1960年韓国龍仁市生まれ。弘益大学校美術大学彫塑科卒業。現代韓国を代表するイラストレーターの一人。日本に紹介されている絵本に、『ソリちゃんのチュソク』(セーラー出版)、『せかいいちつよいおんどり』(新世研)がある。『せかいいちつよいおんどり』は、1997年にBIB(ブラティスラバ国際イラストレーション・ビエンナーレ)で入選。1999年にボローニャ児童図書展で特別部門優秀図書に選定された。1998年、オリニ文化大賞美術賞受賞(韓国)。2000年、国際子ども図書館開館記念・韓国絵本原画展出展(日本)。2004年8月、アジア児童文学大会で来日し、富山県大島町絵本館で講演
おおたけきよみ[オオタケキヨミ]
1969年埼玉県生まれ。白百合女子大学大学院修士課程修了後、日韓文化交流基金訪韓研究員として渡韓。延世大学校大学院で教育学博士学位取得。ソウル大学講師、誠信女子大学校専任講師などを経て、現在、東京純心女子大学こども文化学科専任講師。白百合女子大学では韓国児童文学講義を担当している。日本児童文学学会会員。韓国児童文学学会研究幹事
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感想・レビュー
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紫綺
ヒラP@ehon.gohon
みーなんきー
定年(還暦)の雨巫女。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく




