韓国の絵本10選
蚊とうし

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27X27cm
  • 商品コード 9784901006774
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

自分は毎日遊んで暮らしながら、黙々と働く牛の血を吸って生きる蚊とハエ。愚鈍なやつだと馬鹿にしていた牛に、はたして蚊とハエは…。

著者等紹介

ヒョンドンヨム[ヒョンドンヨム]
小波・方定煥の弟子として、多くの児童文学作品を残した。「組合幹部として労働運動をしながら少年小説を書く」という記録(1932年)が残っており、“階級主義児童文学”の隆盛期に児童文学雑誌の『ピョルナラ(星の国)』や『新少年』に作品を発表した。また、小波・方定煥の主導で創刊され、近代韓国における代表的児童雑誌にあげられる『オリニ』誌にも多くの作品が掲載されており、「蚊とうし」は1949年5月号に掲載された作品。童詩集『アルアムパム兄弟』を残した

イオクベ[イオクベ]
1960年韓国龍仁市生まれ。弘益大学校美術大学彫塑科卒業。現代韓国を代表するイラストレーターの一人。日本に紹介されている絵本に、『ソリちゃんのチュソク』(セーラー出版)、『せかいいちつよいおんどり』(新世研)がある。『せかいいちつよいおんどり』は、1997年にBIB(ブラティスラバ国際イラストレーション・ビエンナーレ)で入選。1999年にボローニャ児童図書展で特別部門優秀図書に選定された。1998年、オリニ文化大賞美術賞受賞(韓国)。2000年、国際子ども図書館開館記念・韓国絵本原画展出展(日本)。2004年8月、アジア児童文学大会で来日し、富山県大島町絵本館で講演

おおたけきよみ[オオタケキヨミ]
1969年埼玉県生まれ。白百合女子大学大学院修士課程修了後、日韓文化交流基金訪韓研究員として渡韓。延世大学校大学院で教育学博士学位取得。ソウル大学講師、誠信女子大学校専任講師などを経て、現在、東京純心女子大学こども文化学科専任講師。白百合女子大学では韓国児童文学講義を担当している。日本児童文学学会会員。韓国児童文学学会研究幹事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

紫綺

92
韓国の教訓絵本。細かいリアルタッチの絵でうしがきれい。蚊はわかるが韓国のハエは血を吸うのだろうか?2015/07/19

ヒラP@ehon.gohon

23
ふだんは優しくておとなしいうしも、怒ると怖いと言うことでしょうか。 調子に乗りすぎると怖いと言うことでしょうか。 あれだけ大きなうしだから、蚊のような小虫に対しては無防備な場所がいっぱいです。 それでも尻尾の一撃は怖いのです。 直接関係がないけれど、冒頭のうしとひよこのやり取りも、うしの寛容さを表現していて好きなところです。2021/02/03

みーなんきー

14
肌を刺して血を吸うハエがいるのは、聞いた事がある。それにしても、一頭の牛を巡って、ハエと蚊がどれだけ堂々と血を吸い続けることができるか、の戦い。リアルな絵でこの内容なので、恐ろしく痛く感じる。2021/05/22

定年(還暦)の雨巫女。

13
《図書館-干支》牛の日々の暮らしがよくわかる。牛のしっぽ恐るべし!2021/01/05

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

11
働かないで牛の血をお腹いっぱい吸って生きている蚊とハエ。ある日牛は尻尾でハエを叩き落す。残った蚊は?2018/10/17

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