- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ノベライズ(映画)
内容説明
犯人はいまもどこかで生きている―。1986年、韓国全土を震撼させた未解決連続殺人事件、衝撃の映画化。
著者等紹介
薄井ゆうじ[ウスイユウジ]
1949年、茨城県生まれ。イラストレーター、広告プロダクション経営を経て、作家に。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞受賞。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川英治文学新人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬憑……(ふゆつき)
9
男子たるもの、1度取り組んだ物はキッチリ納めなくてはならん!この本の刑事達は正に執念で犯人を追いかけ、心を壊し身を壊し、ただ逮捕の一念で突き進む。評価の高い同名映画を先に観てからの読破。映画には無い、犯人と思われる人物の心理描写がこちらには書かれていた。が、果たしてそれは、元々の原案にどれだけ記載されていたのか。そこがわからないのがなんとも。いやこれは映画の原案を元にした小説なのだと、そう割り切って読む物かもしれない。映画の雰囲気を損なわない素晴らしいノベライズだが、これを原作と呼んでいいかはわからない2016/03/06
あかつき号
7
DVDを観て。 画面からはわからなかった心情が描かれていて、読んでよかった。 最近マイブームのポン・ジュノ監督作品の中では、やりきれなさが少なくて、お気に入り。2015/05/22
クラスタン
3
ほぼ映画と同じ展開ですが、途中途中に犯人の生い立ちや心理描写が書かれています。そして映画のラストからそきたかという感じですね。悪くはないのですが、個人的には映画の終わり方が好きかな(^O^)2016/12/18
inarix
1
オリンピックを間近に控えた1986年、韓国全土を震撼させた未解決連続殺人事件をもとにした韓国映画「殺人の追憶」のシナリオをもとに小説化。 シナリオをもとにしたノベライズ本というと、小説としてはどうなの……という作品が多い中、これは良訳だと思います。 2013/07/24
らー
1
いつか観た韓国映画の原作。実話だと思うと落ち込みます。映画はラストが映画らしい終わり方ですが、原作読んでかなりスッキリしました。2012/09/17