内容説明
周知のとおり、焼肉は日本の会食型国民食の雄であり、巷に焼肉本は数多いが、そのほとんどはおいしい焼肉店情報の提供を主務としているように見える。おそらくは焼肉の持つスペシャルで非日常的なごちそうパワーが強大すぎるため、肉味を楽しみ、多少の肉蘊蓄をたれる以上の対象にはなりにくかったのではないだろうか。本書はそのような現状をそこはかとなく踏まえつつ、あくまで表層的に、ときにグラマラスに、焼肉に様々な角度から肉弾戦を挑んだ小記録である。それらは全て、不要なまでに多様なアプローチで接することで読者諸兄の焼肉欲がよりもりもりと高まりますように、という願いを込めての勇み足の結果である。とでも捉えていただければ幸いである。
目次
01 紙エプロンのつけ方
02 肉の盛り方
03 肉が焼けるのを待つ際の姿勢
04 ネギタン塩の焼き方
05 サンチュの食べ方
06 網取り換えのサイン
07 炭化肉の処遇
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