シエラレオネ―5歳まで生きられない子どもたち

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  • サイズ B5判/ページ数 70p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784901006538
  • NDC分類 302.442
  • Cコード C0031

著者等紹介

山本敏晴[ヤマモトトシハル]
1965年12月8日生まれ。宮城県仙台市出身。東京慈恵会医科大学卒。医師、医学博士。78年、東アフリカの難民、南アフリカ共和国の人種差別問題を視察。以降、アジア・アフリカを中心に40カ国以上を訪れ、7カ国語を習得。90年に医師免許を取得。2001年、MSFの要請により西アフリカのシエラレオネ共和国へ半年間派遣。02年秋より日本医療救援機構の要請でアフガニスタンへ半年間の派遣。シエラレオネ・イラン・アフガニスタン難民の写真展を全国各地で開催している。03年、国境なき医師団日本の理事に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

38
少なくとも物質的には満たされているこの国。そして多くの善意ある人々が住み、日々を送るこの国。そんな国で育っているからこそ、こういう子もいることを知ってもらいたい。一緒に読んでいて興味深いのは、娘が良いところを見つけるのが上手いというところ。「この髪型いいなあ」「すっきりしていて良いね、この教室」「きれいな病院だね!」格差を埋めることを目的とせず、お互いの価値観を尊重し合い、できたら理解し合い、人生を満喫しあいたい。そこ、わかってくれてるなら母はうれしいなあ。2019/10/16

ちさと

33
かなり長い間、平均寿命がとても短く世界一貧しい国という負の名誉を持っているシエラレオネ。国境なき医師団の要請で半年間を現地で過ごした著者によるルポルタージュです。物乞いに金銭を与えることと同じとは言いませんが、募金や物資の援助はシエラレオネのような国の為になるのか。本当の意味で相手の為になる、根本的に問題を解決する目的のボランティアについて考えさせられました。国連の運動にも闇の部分があったり、介入のせいで現地文化や生活習慣の破壊にも繋がるって言うし、難しいですね。2019/01/31

ヒラP@ehon.gohon

25
先に山本敏晴さんの「世界で一番いのちの短い国-シエラレオネの国境なき医師団」を読んでいたので、子供向けに、視覚的に編集し直した写真絵本として、シエラレオネという国を知る上でとてもインパクトがありました。 どうして、シエラレオネでは平均寿命がこんなに短いのでしょう。 どうして、シエラレオネという国では。このような状況になったのでしょう。 関心を持ったならば「世界で一番いのちの短い国」を読むしかないとは思うのですが、その導入として、1枚1枚の写真が物語っていることは大きいと思いました。2022/03/12

ふじ

19
『ダイヤモンドより平和がほしい』で衝撃と共に知ったシエラレオネ。その現状を、国境のなき医師団が写真で紹介した本。文字は少なく写真がメインと思える。ダイヤモンドを巡って他国が内戦に見せかけた侵略をする話は『紛争なら八田まで』にもあったなぁ。自分達がいなくなっても医療ができるよう教育を与える大事さ。著者は仙台の方とのこと、より詳しい著書も読んでみたい。2022/08/02

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

18
12月の6年生のブックトークに、と思ったが地元の図書館になく今回は見送り。5歳まで生きられない子どもたちは、国境なき医師団などの支援によって、もう少し生きられる子どもが増えたようですが、平均寿命は世界一短命。この国の未来を明るいものにするにはまだまだ時間がかかるようです。2019/11/16

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