内容説明
“比較”であぶりだす建築史の実験。“パルテノン”から『2001年宇宙の旅』まで早稲田大学の人気講義をまるごと収録。「実況・建築史シリーズ」待望の第2弾!
目次
1 建築史のレッスン(世界建築史ゲーム2つ以上の事物のあいだで;伊東忠太の世界旅行―パルテノン×法隆寺;動く大地の建築素材―石×土×木)
2 西洋建築を比較する(ギリシア建築と建築教育―ウィトルウィウス×現代建築学;黄金のモデュール―ギリシア比例論×ル・コルビュジエ;ローマ帝国の誕生―柱梁×アーチ;ローマ都市と世界―集中式×バシリカ式;修道院の誕生―古代末期×ロマネスク;建築の奇跡―ロマネスク×ゴシック;ゴシック建築を支えたもの―僻地×都市)
3 漂う建築史(もどれない世界 ルネサンスのなかのゴシック―自然誌×操作史;モデン建築史ゲーム 浮遊する建築様式のあとで―普遍性×固有性)
著者等紹介
中谷礼仁[ナカタニノリヒト]
1965年、東京生れ。建築史。早稲田大学創造理工学部建築学科教授。大阪市立大学建築学科を経て、2012年より現職。2010‐2011年日本建築学会発行『建築雑誌』編集長。近世大工書研究、数寄屋・茶室研究の後、都市の先行形態の研究、令和次郎が訪れた民家を再訪しその変容を記録する活動を経て、現在長期持続集落研究・千年村プロジェクトを展開・継続中。2013年にはユーラシアプレートの境界上の居住・文明調査でアジア、地中海、アフリカ各地を巡歴。建築設計も手がける。2019年より生環境構築史をテーマに、編集同人松田法子・青井哲人らと学際的Webzineを展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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