実況・比較西洋建築史講義

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実況・比較西洋建築史講義

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784900997837
  • NDC分類 523
  • Cコード C0052

内容説明

“比較”であぶりだす建築史の実験。“パルテノン”から『2001年宇宙の旅』まで早稲田大学の人気講義をまるごと収録。「実況・建築史シリーズ」待望の第2弾!

目次

1 建築史のレッスン(世界建築史ゲーム2つ以上の事物のあいだで;伊東忠太の世界旅行―パルテノン×法隆寺;動く大地の建築素材―石×土×木)
2 西洋建築を比較する(ギリシア建築と建築教育―ウィトルウィウス×現代建築学;黄金のモデュール―ギリシア比例論×ル・コルビュジエ;ローマ帝国の誕生―柱梁×アーチ;ローマ都市と世界―集中式×バシリカ式;修道院の誕生―古代末期×ロマネスク;建築の奇跡―ロマネスク×ゴシック;ゴシック建築を支えたもの―僻地×都市)
3 漂う建築史(もどれない世界 ルネサンスのなかのゴシック―自然誌×操作史;モデン建築史ゲーム 浮遊する建築様式のあとで―普遍性×固有性)

著者等紹介

中谷礼仁[ナカタニノリヒト]
1965年、東京生れ。建築史。早稲田大学創造理工学部建築学科教授。大阪市立大学建築学科を経て、2012年より現職。2010‐2011年日本建築学会発行『建築雑誌』編集長。近世大工書研究、数寄屋・茶室研究の後、都市の先行形態の研究、令和次郎が訪れた民家を再訪しその変容を記録する活動を経て、現在長期持続集落研究・千年村プロジェクトを展開・継続中。2013年にはユーラシアプレートの境界上の居住・文明調査でアジア、地中海、アフリカ各地を巡歴。建築設計も手がける。2019年より生環境構築史をテーマに、編集同人松田法子・青井哲人らと学際的Webzineを展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nishiumi

8
早稲田大学ティーチングアワードで総長賞を受賞した講義録。物を見るときの基本的な姿勢「2つ以上のものを比較し、その間にある物語を考えること」をメインテーマに、本書でも、ウィトルウィウス×現代建築学、バシリカ式×日本建築等、時と場所を超えて比較論を展開している。また、ルネサンスの登場によって、それまでの建築がすべて様式化され、以降は様々な様式の中から選択するようになったという歴史の見方も興味深い。己を相対化しながら独自性を探る現代という時代は、多様化しているからこそますます難しく、面白いのではなかろうか。2024/04/03

ikeikeikea

3
『実況・近代建築史講義』の第2弾であるが、古典ギリシャ、ローマ、ロマネスクやバロックについて厚く語られる事からその前編といった趣き。この時代には〇〇と言った思想が流行っていたから△△という様式が流行った等という雑な説明ではなく、素材や構造からこのような建築様式が誕生したのだと、洋の東西を比較しながら説明してくれるので大変説得力がある。大学での講義を元にした著作とのことであるが、このような講義を受けられた学生は幸せだろう。前作を出版したLIXILが出版業から撤退するとの事で残念でならない。2020/12/16

wat0072007

1
建築史の教科書として手にしたが、この本のテーマである「比較」について「比較することは、新しい創造的空間を自分に与える契機」との考えが、実は物事を見る、学ぶ上での普遍的概念であると感じた。2025/04/13

cocomero

1
西洋建築の歴史について、古代ギリシアからルネサンスまでを取り上げ、画期となった事柄と関連する他の事柄の比較を通して、実験的に論じられる。様式概念の萌芽は、ルネサンスにあるが、その場合、再生された様式は、手本となった古代ギリシアやローマの様式そのものとは異なる。時間のタガが外れ、無時間的な地平に浮遊する、抽象的なもの。つまり、様式とは、同じ時代を生きる人々が個別に思い描いたものでありながら、後の時代から俯瞰すれば、個々の独自性よりもむしろ多分にみられる共通の特性。固有性と普遍性を併せ持ち、時空を超えたもの。2021/01/19

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