ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション<br> カルパチアの城 ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密

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ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション
カルパチアの城 ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密

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  • サイズ A5判/ページ数 385p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784900997752
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

出版社内容情報

かたや美しきヴォーカロイド、かたや恐るべき透明人間ストーカー。不在の女性への狂恋が奔騰する、ヴェルヌの最も21世紀的小説。新訳完訳「ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション」第三回配本。

元祖ヴァーチャルアイドルと見えない花嫁……。本巻では、東欧を舞台にしたゴシック小説的幻想味あふれる後期の傑作二篇を収録。「カルパチアの城」はブラム・ストーカーの「ドラキュラ」に先立つこと五年、吸血鬼伝説の本場トランシルヴァニアを舞台に推敲を重ねた自信作。ホフマン、ポーやルルーの「オペラ座の怪人」などを好む方々には特におすすめの完訳版。レオン・ブネットの挿画40枚収録。

「ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密」は、H・G・ウェルズ「透明人間」の向こうを張ってヴェルヌが書いた透明人間もの。本作は息子のミシェル・ヴェルヌが書き換えた版(未訳)が長く読まれてきたが、今回がジュール・ヴェルヌのオリジナル版本邦初訳となる。唖然呆然の最終章のみ、ミシェル・ヴェルヌ版を併録した。
二作ともに、不在の女性への狂恋が物語を貫いており、美しきヴォーカロイドとも言うべきラ・スティラを追い求める二人の男(「カルパチアの城」)、完璧な令嬢ミラへの倒錯的愛に身を捧げるヴィルヘルム・シュトーリッツの、身の毛もよだつ透明人間ストーカーなど、さまざまな意味で現在に直結する「〈独身者機械〉小説」(新島進)であり、ヴェルヌの最も21世紀的な小説。面白さ抜群の二篇を練り上げられた訳文と詳細な註を付して贈る。

カルパチアの城



ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密

 ミシェル・ヴェルヌ版第一九章



訳註

解説 石橋正孝

訳者あとがき

細目次

ジュール・ヴェルヌ[ジュールヴェルヌ]
著・文・その他

新島進[ニイジマススム]
翻訳

内容説明

かたや美しきヴォーカロイド、かたや怖るべき透明人間ストーカー。東欧を舞台に、不在の女性への狂恋が奔騰するヴェルヌの最も21世紀的小説二篇。

著者等紹介

ヴェルヌ,ジュール[ヴェルヌ,ジュール] [Verne,Jules]
1828年、フランス北西部の都市ナントに生まれる。二十歳でパリ上京後、代訴人だった父の跡を継ぐことを拒否し、オペレッタの台本やシャンソンを執筆する。1862年、出版者ピエール=ジュール・エッツェルと出会い、その示唆を得て書いた『気球に乗って五週間』で小説家デビューを果たす。以後、地理学をベースにした冒険小説を次々に発表。作者が1905年に没するまでに六十篇を超えたそれらの小説は、いずれもエッツェル社から刊行され、1866年以降、その挿絵版が“驚異の旅”という総タイトルの下にシリーズ化された

新島進[ニイジマススム]
慶應義塾大学文学部仏文科卒業、同研究科修士課程(フランス文学)修了、レンヌ第二大学で博士号(文学)取得。現在、慶應義塾大学教授。専門はレーモン・ルーセル。日本ジュール・ヴェルヌ研究会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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三丁目の書生

2
 廃墟となっていたカルパチアの城に人の気配が!?  調査に向かった村人2人は怪現象に会い逃げ帰る!  恐怖におののく村にテレク伯爵が旅の途中でやって来る。  カルパチア城の持ち主を聞いた伯爵は因縁の相手・ゴルツ男爵との過去を思い出し、調査に向かうのであった!!   https://sfklubo.net/carpathes/   https://sfkid.seesaa.net/article/480393864.html 2021/03/11

W

1
初ジュール・ヴェルヌ。いや〜、素晴らしかった。感想に代えて、解説者の一文を。 「単なる現実(の表象)であるにしてはあまりにも空想的でありながら、純然たる空想であるにしては異様なまでに迫真的な光景が読者の眼前に繰り広げられる」2024/04/28

takao

0
ふむ2025/06/13

Yasuhiko Satake

0
某年夏ノフェアーで完読2019/01/15

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