甦る相米慎二

個数:
  • ポイントキャンペーン

甦る相米慎二

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 442p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784900997325
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

映画監督・相米慎二(1948‐2001)。80‐90年代の日本映画界を疾走し多くの観客に深甚な感化を与えながら、21世紀のとば口で逝った相米を、いまここに甦らせる。『セーラー服と機関銃』『ションベン・ライダー』『台風クラブ』『お引越し』ほか13作にわたる相米映画の原点、軌跡、そして未来―そのすべてを収める決定版・相米慎二論。

目次

1 相米慎二と映画(あるかなきか―相米慎二の問い;「過程」を生きる身体―相米映画の子どもたち ほか)
2 相米慎二の現場(あいつの見えない船に乗って;「できますかね」が伝染する ほか)
3 相米慎二の時代(女優の出立―薬師丸ひろ子 一九七八‐八三;二つの『雪の断章』―映画と少女文化の接触地帯 ほか)
再録 相米慎二の言葉(自作にみる現代映画論―『翔んだカップル』から『東京上空いらっしゃいませ』まで)
資料 相米慎二の仕事

著者等紹介

木村建哉[キムラタツヤ]
1964年生まれ。成城大学文芸学部専任講師。映画学

中村秀之[ナカムラヒデユキ]
1955年生まれ。立教大学現代心理学部教授。映画研究、文化社会学

藤井仁子[フジイジンシ]
1973年生まれ。早稲田大学文学学術院准教授。映画学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさやん80

2
相米慎二の映画に対する論文と相米映画に関わった人たちのインタビューを収録。これまでにも相米に関する本はあったが、相米映画の批評をこれだけ収録した本は初めてではないか。どの批評もかなり突っ込んで相米映画を論じており読み応えがある。しかし、一番読み応えがあったのは、相米映画のプロデューサーであった伊地智啓さんのインタビューで、そうか相米映画が成立したのはこの包容力のあるプロデューサーがいたからだったのだと知った。批評の中では相米映画の撮影と編集を論じた筒井武文、相米映画の四季を論じた藤田仁子が素晴らしかった。2015/06/23

赤鬼

1
相米慎二が大好きな人は日本に幾らでもいると思うので、その愛の結晶。様々な角度から相米慎二作品を語る文章の数々を読む事で、読者もまた新たな角度を享受出来、勉強になる事ばかりで一読では当然ながら終われない一冊でもある。その当時の相米慎二を取り巻く映画業界や映画の歴史の流れなんかも触れられており、相米慎二だけに留まらず枝葉が増えるばかりで、当たり前ながら映画と言う媒体の大きさに慄くばかりでした。個人的には木村建哉の論考が読んでて1番自分の中の疑問の答え合わせ的存在になり、納得と驚嘆の連続でした。2021/02/23

かっぱ

1
いままで、長回しというスタイルをあまり意識しないで映画を観ていた。相米監督の作品(全13本)ではいますぐ観れないものもあるが、実験的作品の「ションベン・ライダー」は観たいと思った。薬師丸ひろ子などに代表されるように役者メインの作品が多いように思っていたけど、映画の中で様々な実験や挑戦をしている人だと知った。「台風クラブ」は好きな映画だし、舞台裏を知ることでさらに楽しめそう。監督が学生運動家であったことや、日活ロマンポルノ出身であることも、作風に強い影響を与えていると思う。2012/09/22

cinos

1
長回しが印象的な相米監督の映画。映画が作られた時の話が語られ、映画を見たくなりました。特に「ションベンライダー」を見たい。2011/12/21

㊙︎シネマ紳士shin子

0
『ションベン・ライダー』のラスト、横浜の山腹にオープンセットで基地を組んで、白い粉を撒き散らして、子供たちがマッチなんか歌う、なんとなく狂乱の場みたいな、あのシーンを撮ってるときに、なぜか相米と顔が合った。俺は頷いたんだな。そしたら相米が嬉しそうな顔をした。そうだろうって言わんばかりの顔をしてね。そのときに、ああ、やってよかったこの映画、ていう実感を持った。こいつ、ひょっとしたらこの映画に関して、少なくとも俺に対する信頼度ってのはあったのかな、ていう実感を持った記憶はある。それぐらいかな。それぐらいだろう2015/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4270051
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。