内容説明
中村屋のボースが敬愛し、岡倉天心、大川周明らとも深いつながりを持った哲人思想家にして、ガーンディー、タゴールらと並ぶ二十世紀インドの国民的英雄。英領インドの桎梏を背負いつつ、政治と霊性を一身に統合し、ネーションを超える普遍思想を築いた巨人の全体像を、厖大な一次資料とフィールドワークを駆使して明快に描く、決定版オーロビンド入門。
目次
第1部(インド人という出自;イギリスでの教育;仕事と家庭生活;詩人にして政治家;バンデ・マータラム;君主への宣戦布告)
第2部(ポンディシェリー時代初期;ブラフマンとヴァースデーヴァ;スピリチュアルな冒険;経験の哲学;ヨーガの詩人;実験室での作業;晩年)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
メルセ・ひすい
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            14-71赤73★5 あの日本の近代思想家の創始者大川周明の師…★政治的実践は宗教的な実践の重要な一部だ!◎真理とはすべてを包含する存在だ!∴政治だけがその範囲外にあることはありえない。政教分離??イスラム世界、米国の基督教政治。然り。。まあ、当然でもあり珍しくもないが…メルセ。公明党も然り。さてオーロビンド印度独立時の武闘派・ヨーガの実践・ヒンドゥー教「ダルマ」の普遍性は理念の根幹、基本であるとした。日本では知識人しか認識がないが、インドではガンティー、ネールより格が上。( ^0^)欧米式評価2011/02/27
          
        

              
              

