内容説明
きやいしころをおしのけてすすむブルドーザートプス。どこでもほりかえすショベルサウルス。おなかがごろごろしているセメントサウルス。ひがついてたらすぐたべちゃうファイアーサウルス…。そんなはたらくクルマにそっくりのきょうりゅうがたくさんいた、おおむかしのちきゅうたんけんにでかけよう。2009年の「最優秀新作絵本」(パブリッシャーズ・ウィークリー誌)に選ばれた話題の恐竜絵本。
著者等紹介
ゴール,クリス[ゴール,クリス][Gall,Chris]
20年間イラストレーターとして数々の賞を受賞してきたが、最近は絵本作家としての活動が多い。はじめての作品『America the Beautiful』が、パブリッシャーズ・ウィークリー誌の最優秀新作絵本(2004年)に選ばれた。アリゾナ州ツーソンで、妻といっしょに住んでいる
西山佑[ニシヤマユウ]
東京生まれ。フリーランス翻訳者、こども英語教室講師
小畠郁生[オバタイクオ]
1929年、福岡県生まれ。九州大学理学部卒業。地質学、古生物学を専攻。国立科学博物館の地学研究部部長を長年つとめ、現在は同館の名誉館員。子どもから大人向けまで、多くの恐竜関連の書籍を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラグエル
9
かっこよさげなのか、息子(4歳)が図書館の本棚からジャケ借りしてきて、読んであげたら、一瞬にして興味を失った。余りの荒唐無稽さに、進化の図鑑と、働く車の折り合いが付けられなかったらしい。詠む方としてはアメコミチックな言葉の差し込みにいらっとした。「ぐちゃぐちゃだ!」「どろだらけだよ!」とか。ところで、冒頭「トラックきょうりゅうがちきゅうをしはいしていたのだ」の「しはい」って何、という質問にはちょっと詰まった。2013/08/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
子ども達の好きな恐竜と働く車が合体したしかけ絵本(見開き1ページ)。特別支援学級の男の子達はどちらも大好きなので読んであげたいです。2019/03/17
Te Quitor
6
男の子向け絵本。面白い作品でした。「きょうりゅうトラックって…(笑)。」化石が発掘されたら見てみたいものです。もしも子供の頃にこの絵本を読んでいたら、町を探検しながら想像で遊んでいただろう。世の中に溢れかえっている車たちを、(想像で)擬人化ならぬ、擬竜化して眺めたら楽しいのだろうな…。2012/09/25
遠い日
4
大昔の恐竜探険の体裁だが、重機として働き動く車のいろいろ。凶暴なものあり、小回りのきくやつあり、そのなぞらえかたがおもしろい!迫力満点、ユーモアも満載。「トラックきょうりゅう」とカテゴライズされた車たちの進化がまた、おもしろい!2014/02/17
tokkun1002
2
2009年。「Dinotrux」重機の魅力とこれは違う。【2009 最優秀新作絵本】2023/08/08