フリップ村のとてもしつこいガッパーども

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フリップ村のとてもしつこいガッパーども

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  • サイズ A5判/ページ数 93p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784900963214
  • NDC分類 933
  • Cコード C0095

内容説明

ガッパーは奇妙な生き物の名前。ガッパーはフリップ村の生活の糧・ヤギにくっつくのが大好き。これがくっつくと、ヤギは眠れなくなってミルクを出さなくなる。ガッパーを取り除くのは、村の子どもたちの毎日の仕事だが、ある日、頭のいいガッパーが現われて…。フリップ村の住人は、ふりかかった災難を自ら払いのけようとはしない。「過去にやってきたのとちがうことをやるのは反対だ」といって。「人生での自分の運命は受け入れなきゃ」といって。でも、主人公の女の子・デキルのお母さんはこういっていた。「たくさんのひとたちがおなじことを大きな声でいっているからといって、それが真実とはかぎらないのよ」さあ、デキルはどうするか?とても愉快で摩訶不思議な、大人の絵本。

著者等紹介

ソウンダース,ジョージ[ソウンダース,ジョージ][Saunders,George]
1958年生まれ。作品はこれまでに全米雑誌賞を二度受賞し、『O・ヘンリー賞作品集』に三度収録されている

スミス,レイン[スミス,レイン][Smith,Lane]
1959年生まれ。数多くのベストセラー絵本をうみだしている。「ニューヨーク・タイムズ」の年間最優秀絵本賞を二回うけ、1993年にはコルデコット・オナー賞を受けた

青山南[アオヤマミナミ]
1949年生まれ。翻訳家、エッセイスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

86
「たくさんのひとたちがおなじことを大きな声でいっているからといって、それが真実とはかぎらないのよ」わかっていても人の言葉に惑わされ、大勢に流されるもの。ご近所さんの身勝手さも腹立たしいけど、変化を拒む父も哀しい。絵がスタイリッシュで、とてもわかりやすい寓話。困り顔のヤギが印象的。 2019/06/05

空猫

18
ガッパーとは、表紙にいるオレンジ色でイガイガと沢山の目を持つ奇妙な生き物。そいつらとフリップ村の人達との騒動の話。「大多数の意見」と「昔からの習慣(やり方)」が正しいとは限らない」事、困った人が居れば助けてあげようという教訓は汲み取れたものの、ファンタジーというよりその奇妙キテレツな設定と強烈な話にひけを取らない個性的な挿し絵に全て持っていかれた。大人向け絵本。作者名がj・ソウンダース、j・ソーンダースの表記ゆれでリストが分かれちゃってるのか~( -д-))毒気ありそうなので他も読んでみようかな。2020/07/01

すけきよ

9
『短くて恐ろしいフィルの時代』とテイストは似てるかな。ただ、あんまり感想ないんだよなぁ。つまらないわけじゃないんだけど。「沢山の人たちが同じことを大きな声でいっているからといって、それが真実とは限らない」というのがテーマになっているのはわかるんだけど、それが、村人が助けてくれなかったり、彼らが自滅してしまう展開と、イマイチ噛み合っていないような。むしろ、変化を極端に嫌う父親の方が印象に残る。レイン・スミスの絵はひじょうによく、絵を見るために読むのもいいと思う。ガッパーはエヘン虫にしか見えないんですが(笑)2012/01/17

メセニ

8
『短くて恐ろしいフィルの時代』のソーンダース。彼の他の作品はずっと読んでみたかったんだけど、なぜか名前の表記が違くて全くアンテナに引っ掛かってなかった。『フィル』と同様に寓話なんだけど、こちらは大人向けの絵本の体。わかりやすく教訓めいたものも皮肉もある、だけど『フィル』ほど毒っ気がないというか、正直ちょっと物足りなかった。いずれにしろ『パストラリア』も読んでみなくちゃな。2017/06/15

cherry☆

2
ガッパーというイガイガの生物に悩まされている村の3軒の家の人々の話。 趣旨は「たくさんの人達が同じことを大きな声で言ってるからといって、それが真実とは限らない」ということなのだろうし、このフレーズには色々考えさせられる。 しかし、それよりも人の自分さえ良ければ助け合いなどする気の無いような考え方があまりに酷で印象深い。頑張っても頑張っても大変で辛くて助けを求めたのに、偶然難を逃れただけの人に努力が足りないと非難されたら悲しい。この本は大人向けの絵本とのことで、レイン・スミスさんの絵は不思議で結構好きかも。2014/09/01

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