内容説明
本書では、歌にまつわる著者自身の思い出、歌に触発されたイメージ、あるいは歌詞の言葉をめぐる随想、また時にはその歌の誕生をめぐるエピソードなどを記しました。また、歌に因んだ昔話、説話、伝承、ことわざ、落語、替え歌などを気ままに取り上げ、わたし自身大いに楽しみながら書きました。
目次
動物の歌(ぞうさん;おつかいありさん ほか)
友といっしょに(ドレミの歌;手をたたきましょう ほか)
懐かしきふるさと(荒城の月;夜汽車 ほか)
四季の歌(どこかで春が;うぐいす ほか)
著者等紹介
川崎洋[カワサキヒロシ]
1930年、東京大森生まれ。西南学院専門学校英文科中退。横須賀の米軍キャンプなどに勤務。53年、茨木のり子と同人詩誌「櫂」を創刊。61年より、文筆生活に入る。読売新聞で「こどもの詩」欄の選者を務めるなど、子どもことば、方言、日常語など何気ない表現を一貫して追い求めている。98年、日本語の持つ表現力の豊かさを示した功績で、第36回歴程賞に輝いた
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