あなたと話がしたくって―内藤いづみ対談集

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  • サイズ B40判/ページ数 153p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900918351
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

さあ、生きるために「死」を語ろう。
「死ぬこと」は怖ろしいことですか? 「いのち」は何かで計れるものですか?
注目の在宅ホスピス医が、「いのちのメッセンジャー」たちと会って、語って、響きあったトークセッション。

永 六輔さん【死〈いのち〉からの学び】
お釈迦さまとキリストの死/死装束と故人の遺志/ちゃんと「死んでみせる」/自信をなくした日本人/「ナムアミダブツ」ということ……/自然界は〈法〉である/〈いのち〉の終わり方/息を引き取る/さまざまな〈痛み〉/ 看取り=学び/こんな死に方をしたい/縦割り型介護保険のゆくえ/死ぬことの準備

遠藤順子さん【私の宿題〈よき別れのために〉】
目あり見る者は見よ/魂の中に手を突っ込む仕事/死が見えない子どもと死を語れない大人/逝く人々からのメッセージ/問われる医療者側の感性/日々の〈絆〉が問われること/患者の心と医者の心得/「心温かな医療110番」/私は藪医者!?

鎌田 實さん【いのちの未来のために】
薬や検査より大切なもの/緩和ケアは希望の医療/脱皮の痛み=スピリチュアル・ケア/人のつながりのなかで生きる/医療以前の重大な問題/いのちを信じ続けること


永 六輔さん
人は必ず死ぬんだから、死ぬ用意をするのはあたりまえじゃないですか。老後の準備というより、死ぬことの準備を口笛吹きながらできないとね。

遠藤順子さん
主人はすごい闘病生活だったけど、最後には光を見て死んだという感じだった。「ご臨終です」って言われたときは、もう私はベッドサイドで癒されちゃったの。

鎌田 實さん
いのちを信じる……素敵な言葉だなあ。

『ホスピス・最期の輝きのために』、『往復書簡・いのちに寄りそって』(以上共著)、『あした野原に出てみよう・在宅ホスピス医のノートから』に続く、在宅ホスピス医・内藤いづみの最新刊。

内容説明

さあ、生きるために「死」を語ろう。「死ぬこと」は怖ろしいことですか?「いのち」は何かで計れるものですか?魂の世紀を生きるために、いま注目の在宅ホスピス医・内藤いづみが「いのちのメッセンジャー」たちと会って、語って、響きあったトーク・セッション。

目次

死「いのち」からの学び(永六輔)(お釈迦さまとキリストの死;死装束と故人の遺志;ちゃんと「死んでみせる」;自信をなくした日本人 ほか)
私の宿題「よき別れのために」(遠藤順子)(目あり見る者は見よ;魂の中に手を突っ込む仕事;死が見えない子どもと死を語れない大人;逝く人々からのメッセージ ほか)
いのちの未来のために(鎌田実)(薬や検査より大切なもの;緩和ケアは希望の医療;脱皮の痛み=スピリチュアルペイン;人はつながりのなかで生きる ほか)

著者等紹介

内藤いづみ[ナイトウイズミ]
1956年生まれ。山梨県六郷町出身。福島県立医大卒業後、東京女子医大内科等に勤務。1986年から英国プリンス・オブ・ウェールズ・ホスピスで研修を受け、95年、ふじ内科クリニックを設立、院長となる。日本ホスピス・在宅ケア研究会山梨支部代表。主な著書に『ホスピス 最期の輝きのために』『あした野原に出てみよう(在宅ホスピス医のノートから)』『往復書簡 いのちに寄りそって』(以上、オフィスエム)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。