みみずく叢書<br> 近代文学にみる女と家と絹物語

みみずく叢書
近代文学にみる女と家と絹物語

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  • サイズ A6判/ページ数 87p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784900918016
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0395

出版社内容情報

明治維新後の近代国家日本を支えた製糸産業界。そこで働く女性たちの群像を近代文学の見地からとらえた一冊。文学作品に描かれた女工たち一人ひとりの生き様をとおして、時代とともに変化してきた女性たちの姿を生き生きと伝える。

一 才覚の輝く時
二 コマーシャル小説『黄金の花』
三 最先端技術者の誇り――『富岡日記』と『開化糸繰り唄
四 家を守る女と家を捨てる女――『絹の家』
五 母たちの青春――『糸の別れ』
六 同時代小説『地平線以下』
七 平林たい子の『蛹と一緒に』『荷車』
八 養蚕に寄りかかる農家
九 製糸に生きて――『ちさ・女の歴史』

信濃毎日新聞の連載「信州・近代文学への旅」(昭和62年1月5日~2月16日)を全面的に加筆・再編集

日本の近代化を支えた女性たちの生き生きとした姿がみえてきます。テキストとしても好評です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sanchai

2
日本の近代化を支えた蚕糸業は、当然文学作品の中でも登場する場面は多かった筈だ。僕らがよく知っているのは『富岡日記』と『あゝ野麦峠』ぐらいだったが、この80頁強の本の中には、それ以外の文学作品も登場し、今後の自分の読書を考える上では非常に参考になる読書ガイドだった。先に述べた2作品を読んでない人に対しても、良いガイドとなるだろう。2016/01/09

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