内容説明
日本人が台湾に残した建造物をめぐるドラマチックな「むかし」と「いま」。
目次
台湾の地に君臨した権力の象徴―台湾総督府(現中華民国総統府)
閉ざされた総督の官邸―台湾総督官邸(現台北賓館)
植民地財政を支えた専売制度―総督府専売局
総督府の自慢だった博物館―台湾総督府博物館(現国立台湾博物館)
芸術サロンへと変わった領事館―アメリカ領事館(現台北光點・台北之家)
正八角形をした美しい町市場―西門市場(現紅楼劇場)
温泉街に残る和風旅館―星の湯(現逸邨大飯店)
職人の魂に守られた桶屋の看板―林田桶店
木殿と拝殿が残る唯一の神社遺跡―桃園神社(現桃園忠烈祠)
各建築家と戦前のターミナル建築―新竹駅(現新竹車站)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きさらぎ
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旅行の下調べとして。「日本統治時代の歴史遺産」と取材対象がはっきりしていることもあって、文章もカラー写真も充実しており、眺めてもよし、読み物としてもよし。知識がないためガイドブックとしての善し悪しは判断出来ませんが、本としては面白いと思います。ただ欲を言えば、こういうテーマの本なら数ページでいいので簡単な歴史の解説があるとなおいいかな?まあそれは個人的な好みかも知れません。2015/01/02
だろん
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日本の田舎よりも古い日本が残ってる。もっと、日本のTV・雑誌はPRすべきだなあ...2013/09/04
はづきさや
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建物にロマンあり。いいわあ…今も使ってるってのが、流石。わかってるう!2012/08/17
月花
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ゆったり時間を取って台湾に行ける時に是非巡ってみたい2011/08/06