稲の祭と田の神さま―失われゆく田んぼの歳時記

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900901360
  • NDC分類 384.31
  • Cコード C0039

内容説明

繭玉、端午の節句、七夕、十日夜…幼い頃に見た懐かしい日本の風景は、稲作の人々が去来する神々に捧げる素朴で温かな豊穣への祈りであった。

目次

第1部 正月・苗代・田植えの祭(稲の伝来ルート;「米」の呪力―悪を払う効果と、神性を秘めた日本の主食;豊作祈願―田の神への祈りと豊穣への期待;年占い―一年の稔りを占う正月行事 ほか)
第2部 七夕・収穫・田の神信仰(端午の節供と虫送り―年に一度女性が自由に遊べる日;雨乞い祈願―神仏を汚して降雨を勝ち取る;七夕―牽牛と織女の伝説は農耕と密接に関連する行事;初穂の儀礼―八朔の行事と水口の祭 ほか)

著者等紹介

酒井卯作[サカイウサク]
大正14年、長崎県西彼杵郡西海町生
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